A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Various Artists

Various Artists
Various ArtistsVarious Artists

Metropol Jazz
HARMONI/H505/Norway/1963


「Indiana」
Karl Otto Hoff(dr) Bjorn Johansen(ts) Oistein Ringstad(p) Bjorn Pedersen(b)

「Work Song」
Karl Otto Hoff(dr) Bjorn Johansen(ts) Oistein Ringstad(p) Erik Amundsen(b)
Jan Berger(g)


「My Favourite Things」
Karin Krog(vo) Egil Kapstad(p) Erik Amundsen(b) Jon Christensen(dr)

「Fonebone」
Frode Thingnaes(tb) Erik Andrensen(as) Egil Kapstad(p) Bjorn Pedersen(b)
Sven Erik Gaardvik(dr)


「Queen Bess」
Bjorne Stokstad(cl) Tore Jensen(tp) Kjell Haugen(tb) Ivar Hagen(g)
Bjorne Mortensen(b) Gunnor Moreite(dr)


「The Lady Is A Tramp」
Roland Greenberg(tp) Scott Lunde(p) Frank Cook(b) Reidor Hansen(dr)

「Th' Rubyait」
Bjorne Johansen(ts) Arild Wicksrom(p) Erik Amundsn(b) Ole Jacob Hansen(dr)

「Guess Who I Saw Today」
Laila Dalseth(vo) Jan Berger(g) Erik amundsen(b)

「Dans Les Rues D'antibes」
Eivind Solberg(tp) Gerh Aspheim (tb) Gustav Kramer(cl) Jan Boler(g)
Bjorn Pedersen(b) Karl Otto Hoff(dr)


「Bluer Than Blue」
Helge Hurum(ldr) Erik Staal Kare Furuholmen,Egil Dahlman,John Sonsteli(tp)
Jens Bjorum,Hans Fr.Kummervold(as) Jan Svensson,Jo Kleiven(ts)
Oivind Stenerud(brs) Ola Reitan,Svein Fogh,Per Erik Sorlie,Oddvar Christoffersen(tb)
Kjell Eriksen(p) Jan Nielsen(b) Arvid Bjerke(dr)


「Orange Coloured Sky」
Thor Dynna(g) Kare Grottum(vib) Kjell Eriksen(p) Roar Hartung(b)
Cato Bjorne stad(dr)



Side1
Indiana
Work Song
My Favourite Things
Fonebone
Queen Bess

Side2
The Lady Is A Tramp
Th' Rubyait
Guess Who I Saw Today
Dans Les Rues D'antibes
Bluer Than Blue
Orange Coloured Sky

これはノルウェーで初めてLP形式でリリースされたジャズアルバムと言われている。
V.Aもので上記に詳述したとおり曲ごとに参加するバンドが異なり、またそのスタイルもスウィング、モダン、ボーカル、ビッグバンドと多様だ。
当時オスロのMETROPOLジャズクラブに集っていた、ノルウェーのジャズメン達の演奏に僅かながら触れられる宣伝用のアルバムと見做してよいだろう。
ただこの手のV.Aものの欠点は、このジャズメンやらバントの演奏をもう少し聴いてみたいという欲求が最終的に満たされないことだ。
だから余程の事がないとV.Aアルバムには手を出さないが、ノルウェージャズという興味深い対象とこのジャケットデザインが琴線に触れ、例外を引き起こさせてくれた。

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2018/01/28(日) 00:13:06 others トラックバック:0 コメント:0

Brazilian Jazz Quartet

Brazilian Jazz Quartet
Brazilian Jazz QuartetBrazilian Jazz Quartet

The Good Neighbors Jazz
COLMBIA/LPCB37037/Brazil/1958


Jose Ferreira Godinho Filho "Case"(as) Moacyr Peixoto(p)
Major Holley(b) Jimmy Campbell(dr)


Side1
Rough Ridin
Esay To Love
Out Of Nowhere
Major Blues

Side2
Yesterdays
Copacabana
Peixoto's Blues

Brazilian Jazz Quartetのアルバムとして紹介するが、アルバムタイトルが示すように正確には「Brazilian」Jazz Quartetではない。
かといって誰がリーダーともとれないうえに、Jose Ferreira Godinho Filho "Case"とMoacyr Peixotoの2人が参加し、先述の『Coffe And Jazz』とセットのように扱われる機会が多いことも踏まえて、本作もBrazilian Jazz Quartetのアルバムとして強引に扱うことにした。
こちらもやはりジャズボサやジャズサンバ以前の58年録音のハードバップ作になる。
そのGood Neighborとして華を添えているのがベースのMajor Hollyだろう。好き嫌いの別れるプレイスタイルともいえるだろうが Coleman Hawkins『ジェリコの戦い』で披露したハミングベースで虜になってから好きなベーシストの1人になっている。
この58年という時代を鑑みれば、本作と同水準或はそれ以上のアルバムがアメリカには多く存在ことは承知している。
他国盤と言うだけで、自分の中に贔屓目に捉えている部分は否めない。
そういう意味ではアメリカの名盤だけ聴いて入れば間違いないのだが、そこは心の余裕というか遊び心や愉しみといったものを持ちたいものだと思い続けている。
毎日一流シェフの作る高級料理だけ食べ続けるのも飽きがくるというものだろう。

2017/10/15(日) 22:47:08 others トラックバック:0 コメント:2

Brazilian Jazz Quartet

Brazilian Jazz Quartet
Brazilian Jazz QuartetBrazilian Jazz Quartet

Coffee And Jazz
COLUMBIA/LPCB37005/Brazil/1958


Jose Ferreira Godinho Filho "Casé"(as) Moacyr Peixoto(p)
Luiz Chaves Oliveira da Paz "Luiz Chaves"(b)
Rubens Alberto Barsotti "Rubinho(dr)


Side1
The Lonesome Road
When Your Love Has Gone
Cop-Out
Black Satin
Makin' Whoopee
No Moon At All

Side2
Old Devil Moon
Don't Get Around Much Anymore
You'd Be So Nice To Come Home To
I Will Close My Eyes
Alone
Too Marvelous For Word

南米のジャズとなると個人的にはこれも外せない1枚となっている。
ブラジルのジャズと言えばジャズボサやジャズサンバとった融合ジャズが名盤の数々としてどうしても挙げられがちだ。
しかし、これはそれらの登場よりも前の1958年録音というのが肝。
アメリカのハードバップが隆盛を極めるなか、彼らのストレートなジャズをもって果敢に挑み、或は憧憬をも表したとも窺える快作。CaseのArt Pepperを彷彿とさせる瑞々しく若さあふれるアルトの響きが心地よい。
ブラジルのイメージとは異なったサラッとした乾いた空気感は、ようやく秋らしくなった日本の今の気候に重なるように、心地良い空間を創り出してくれる。

2017/10/01(日) 09:10:28 others トラックバック:0 コメント:0

Jomar Dagron

Jomar Dagron
Jomar DagronJomar Dagron

The Jomar Dagron Quartet Featuring Phil Urso
LEGACY/MK1050/USA/1959


Ron Washington(ts) Dagwood Walton(org) Gene Klingman(b)
Jo Jo Williams(dr) Phil Urso(ts,brs)


Side1
Extra Mild
Squeeze Me
Blues One
Satin Doll

Side2
Pent Up House
Line For Lyons
Star Eyes
Dag's Scene

Jomar Dagronのアルバムは随分前にGolden Crestレーベル『Rocky Mountain Jazz』を取り上げている。
その時にも記したようにJomar Dagronはジャズメンの名前ではなく、コンボ名だ。
つまりメンバーの4人の頭文字をそれぞれ冠して、ドラマーのJo Jo Williamsの「Jo」、バリトン奏者の…!名前が無い。
実は「Mar」にあたるMarvin HalidayはWoody Hermanのバンドに参加する為に既にこのコンボを去っていたようだ。
Art BlakeyがいないJazz Messengersのようなもので、いきなりコンボが成立していない破綻したアルバムと言ってもいいかもしれない。
因みに再発CDはジャケットデザインが同じだが、タイトルがThe Jomar 「Dragon」になっている。もうここまでくるとやけくそだ。
そのMarvin Halidayの代役、穴埋めをさせられたのがPhil Ursoなのだろう。
しかもメイン楽器はテナーなのにバリトンまで操る殊勝ぶり。開き直ったのか最初余り気の乗らないUrsoが、後半には水をえた魚の如く躍動していく様が感じられる。
Jomar Dagron QuartetからPhil Urso Quintetに昇華させたかのようだ。


『Rocky Mountain Jazz』
http://karyoubinka.blog93.fc2.com/blog-entry-151.html

2017/01/17(火) 23:15:43 others トラックバック:0 コメント:0

Don Burrows

Don Burrows
Don BurrowsDon Burrows

The Jazz Sound
COLMBIA/SCXO-7781/Australia/1966


Don Burrows(as,cl,fl,fife) Ed Gaston(b) John Sangster(vib,per)
George Golla(g)

Side1
Kaffir Song
Love Is For The Very Young
Esa Cara
Slightly Blue


Side2

Hard Sock
Rain On Water
De Veras?
Algeciras
Pink Gin

残り僅かになったオーストラリア盤の紹介。
引き続きDon Burrowsのリーダー作から。
前作『On Camera』はアレンジに趣向を凝らしたオーソドックスな演奏スタイルだったのに対し、こちらは既成のジャズスタイルとも異なる「Burrows Sound」とも名状したいような不思議な魅力に溢れたアルバム。
Burrowsのマルチリードが各場面を演出し、リズムの3人がそれぞれが自身がリーダーであるかのような振る舞いがそれを更に敷衍させていくかのようなスタイルが功を奏している。
取り分けベースのEd GastonとギターのGeorge Gollaのプレイに耳が奪われる。
そのGollaの自作曲「Algeciras」と「Pink Gin」が気に入っている。
万人向けのジャズアルバムでは無い為手放しで推薦できるものではないが、Burrowsの志向に興味があるならば『On Camera』よりも適した1枚となっている。

2016/08/13(土) 17:25:14 others トラックバック:0 コメント:0
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