A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

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Ron Johnson

Ron Johnson
Ron JohnsonRon Johnson

Jazz
CBC TRANSCRIPTION/LM-46/Canada/1968


Ron Johnson(p) Maurice Steens(b) Bill Boil(dr)

Side1
Boplicity
Wait Till You See Her
Passion Flower
Hey Joe

Side2
Nigeria
Dance To The Lady
With A Song
Mercy,Mercy,Mercy

またまたカナディアンジャズから。
前回取り上げたNorman Amadio同様、知名度の低い(多分)ピアニストのピアノトリオ。
統一ジャケット臭が漂うデザインに素っ気の無いタイトル、期待度の低い雰囲気をまとっているが、実際にはこれが中々聴かせる演奏が揃っているという点に於いて、やはりNorman Amadio盤に通じるものがある。
ここに収められたの演奏群の特色を一言で表すならば「換骨奪胎」が相応しいだろう。
Milesの「Boplicity」、Bully Strayhornの「Passion Flower」、Ornetteの「Nigeria」やZawinul「Mercy,Mercy,Mercy」、スタンダードの「Wait Till You See Her」と「With A Song」、さらにJim Hendricksの「Hey Joe」までジャズファンなら一度は耳にしたことがあるような曲を独自の解釈でもってアレンジしていく様は聴きごたえたっぷり。
取り分け徐々に先鋭化していく「With A Song」と特異な音色を持つ「Hey Joe」は強烈なインパクトを残す。
まずは冒頭の「Boplicity」から惹き込まれること請け合いだ。

そして、これが漸く辿り着いた600枚目のアルバム。
先はまだまだ長い…

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2016/05/18(水) 21:42:18 piano H-N トラックバック:0 コメント:2

Paul De Margerie

paul de margerie
paul de margeriepaul de margerie

Calender Date
SELECT/SP-12.035/Canada/1959


Paul De Margerie(p) Nick Ayoub(ts) Marcel Levesque(tp)
Tony Romandini(g) Yvan Landry(vib) Roland Desjardins(b)
Guy Lachapelle(dr)


Side1
Septet
Be My Love
Rose Of Picardy
La Madone
Too Much Tequila
Fantaisie Impromptue

Side2
Tintarella Di Luna
Du Côté De La Lune
Continental
La Goualante Du Pauvre Jean
Frasquita
Noir Et Blanc

リーダー兼ピアニストのPaul De Margerieの事は知らなかったが、ここでも取り上げた事のあるNick AyoubとYvan Landryの名を目にして手にした1枚。
残念ながら(?)純粋なジャズアルバムではない。
「Be My Love」と「Frasquita」を除いては、曲ごとにチャチャやマンボ、ビギンやサンバ、ロック、バラードまで多種多様だ。
ジャズアルバムとして期待していた分、散漫な印象しか残らなかった。用意されたジャズの2曲が中々の好演なだけにで余計に惜しい。
因みに掲載盤は60年代初頭のセカンドプレスで59年のファーストプレスはジャケット裏の演奏風景を表紙に配したブルーのジャケットのようだ。因みに60年代後期のサードプレスまであるようだ。
しかし、内容が内容だけにファーストであろうとセカンドであろうと、もはやどちらでも良いという気になる。
それでもそれだけリリースされたのだから、需要があったのだろう。
ただ自分には、どの層の音楽ファンに向けられたものだったのだろうか、という疑問だけしか残らなかった。

2016/04/28(木) 23:05:43 piano H-N トラックバック:0 コメント:0

Chris Ibanez

Chris Ibanez
Chris IbanezChris Ibanez

An Evening At The Villa Roma
No Label/CRS-125/USA/60's


Chris Ibanez(p) Vernon Alley(b)

Side1
.There's A Small Hotel
Satin Doll
Marcelle
Canadian Sunset
Call Me Irresponsible

Side2
On A Clear Day You Can See Forever
Misty
I Will Wait For You
Une Marionette
The Shadow Of Your Smile
What Now My Love

Ibanezのアルバムは『Jumpin' At The Executive Suite』『Sidewalk Cafe』に続いて3枚目の紹介となる。
サンフランシスコにあったローマのコロッセオを模したと思われる洒落たホテルVilla Romaでの演奏。
と言ってもライブ録音というわけではない。
Ibanezはサンフランシスコを拠点に活動していたので、その演奏活動の一環としてVilla Romaでの演奏も含まれていたのだろう。
ジャケットの3分の2はこのホテルの宣伝に使われているようなもので、ノーレベルという点も含めてもしかしたらこのホテルの販促用のレコードだったのかもしれない。
このホテルの雰囲気にぴったりなのがIbanezの洒落たピアノだったのだろう。
デュオの為ベースの効果も引き立つ。力強いAlleyのベースとIbanezの繊細なピアノとの対比、相乗効果が楽しめる内容になっている。

2016/04/06(水) 22:35:03 piano H-N トラックバック:0 コメント:0

Horst Jankowski

Horst Jankowski
Horst JankowskiHorst Jankowski

Gaste Bei Horst Jankowski
Metronome/MLP15096/Germany/1961


Horst Jankowski(p) Rolf Kuhn(cl) Conny Jackel(tp)
Wolfgang Schulter(vib) Peter Witte(b) Ferry Tagscherer(dr)


Side1
Nato Blues
Memories Of You
Blue Mood
Wolf's Blues
Shine

Side2
You Are Too Beautiful
Cute
Polka Dots And Moonbeams
Metro Gnome
Straight Talk

これもRolf Kuhnが参加したHorst Jankowskiがリーダーのジャズアルバム。
6人のジャズメンが参加しているが、曲ごとに編成を変えている。
Jankowskiのピアニストとしてだけではなく、後の名声にも繋がるアレンジャーとしての実力も発揮している。
幾分硬質で歯切れが良く、躍動感あふれるJankowskiのピアノを中心とした曲想が素晴らしい。
Wolfgang Schulterのヴァイブがマッチした「You Are Too Beautiful」やKuhnとのデュオ「Polka Dots And Moonbeams」、ドラムレスが嵌った「Metro Gnome」を始めとするどこを切り取っても新鮮な響きや表現をもたらす逆金太郎飴的な作品。

2015/10/04(日) 18:20:25 piano H-N トラックバック:0 コメント:0

Horst Jankowski

Horst Jankwski
Horst JankwskiHorst Jankwski

Wonderful
Opera/3226/Germany/1959


Side1
Horst Jankowski(p) Rolf Kuhn(cl) Gotz Wendlandt(b) Hermann Mutschler(dr)

Side2
Horst Jankowski(p) Peter Witte(b) Hermann Mutschler(dr)


Side1
They Say That Falling In Love Is Wonderful
Laura
Wonderful
Phono-Waltz

Side2
I'm Getting Sentimental Over You
No Moon At All
Inge's Lulluby
Speed

Rolf Kuhnがらみでもう1枚。
ドイツのピアニストHorst Jankowskiのリーダーアルバム。
Side1はRolf Kuhnが加わったワンホーン、Side2がピアノトリオになる。
そのJankowskiはジャズだけに留まらず、様々なジャンルにその才能を如何なく発揮した人。
なかでも作編曲家としての名声を得た『森を歩こう』が最も知られた作品になるだろう。
Jankowskiの多岐に渡る音楽活動の中に於いて、本盤は貴重な純粋ジャズアルバムになる。
Kuhnは『Solarius』以前とあって、有り余るテクニックとウォームな音色が相変わらずの魅力だ。
Jankowskiのトリオも生き生きとした演奏と高音質も手伝って最後まで惹き込まれる。
そして、ドイツの10インチ盤は他国よりもジャケットの作りがひと回り大きい。かつて取り上げたWolfgang Lauthのアルバムも同様。
愛用しているポリスリーブにこれらのドイツ盤だけきっちり収まらず、いつも落ち着かない気分にさせられる。

2015/10/03(土) 19:55:47 piano H-N トラックバック:0 コメント:0
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