A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Louis Van Dyke

Louis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke

Pavane
CBS/S7-63811/Holland/1969


Louis Van Dyke(p) Jacques Schols(b) John Engels(dr)

Side1
Pavane
Catherine's Theme
The Windmills Of My Mind
By The Time I Get To Phoenix

Side2
The Fool On The Hill
Sweet Georgie Fame
I Will Wait For You
Django
What The World Needs Now Is Love

前作『When A Man Loves A Woman』が売れたのだろうか、あれを皮切りに次々と似たような作品を世に送り出す。
これもその一環でリリース当時の頃に聴いていればまた違った感想を抱くのだろうが、今の耳には些か食傷気味だ。
最初は斬新で興味も沸くが、乱発されると辟易する。
それは昨今乱発されるポップスに於けるカバーに対する感想に近いものがある。
もちろん優れたカバーもある一方でただのカラオケにしか思えないものや、オリジナルだけあればで充分と思わせる作品も少なくない。
もちろんVan Dykeの水準はそんなところにない事は承知している。
ただ、それが繰り返されたら「またか」という思いが強くなる。
同時にVan Dykeのアルバム蒐集もここで終わってしまった。
他の人が書いたレビューに目を通すと、これ以降のアルバムにもお勧め盤がいくつかあるようだが、残念ながらそこには到るだけの気概を未だ持ち合わせていない。

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2018/06/04(月) 06:00:00 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Louis Van Dyke

Louis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke

When A Man Loves A Woman
Artone/XDJ S-5006/Holland/1968


Louis Van Dyke(p) Jacques Schols(b) John Engels(dr)

Side1
When A Man Loves A Woman
With A Little Help From My Friends
She's Leaving Home
Mercy, Mercy, Mercy
My Funny Valentine

Side2
A Whiter Shade Of Pale
Wiilow Weep For Me
Once Upon A Summertime
'Round Midnight の
Waltz For Debby

Louis Van Dykeは先に述べたが多様なスタイルとアプローチをもってアルバムを量産したため、何を代表作と捉えるかは判断が分かれるところだろう。
その中で本作はガイド本の類を中心に代表作として扱われていた記憶がある。
自身も初めて手にしたVan Dykeのアルバムがこれだった。
表題にもなっている「男が女を愛する時」や「青い影」、ビートルズナンバー「With A Little Help From My Friends」のジャズアレンジやお馴染のジャズスタンダードがこれでもかと並んだ実に耳当たりの良い演奏集で受ける内容だと思う。
これで一貫していれば、まあそういう主義のピアニストだな、という事で結論に達してしまうのだが、それ以前の作品を知ってしまうとやはり物足りなさが残る。
19歳で鮮烈デビューした時のエネルギッシュでアグレッシブな彼を自然と求めてしまう。

2018/06/02(土) 23:08:22 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Louis Van Dyke

Louis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke
Louis Van Dyke

We'll Stick Together
CBS/62738/Holland/1966


Louis Van Dyke(p) Jacques Schols(b) John Engels(dr)

Side1
What Now, My Love
Karen
Love For Sale
Tremolo For Three

Side2
Blinkers By Candlelight
We'll Stick Together
Yours Is My Heart Alone
Bo Bo

所有しているLouis Van Dykeのアルバムの中では個人的に最も好きで評価しているアルバム。
理由は単純で最も「ジャズらしい」から。
もちろんVan Dykeファンは別の評価を下すのかもしれない。
他のアルバムをもっと聴いてから判断するべき、一部であって全てではない、或は本質は別にある、など。
それらは当然尊重する意見ではあるが、私的評価はこの先も特に変わる事はないだろう。ただの好みの問題でこればかりは致し方のない事だ。
この手の純粋トリオから歌伴、ポップスやクラシックのジャズアレンジまで幅広く柔軟にこなす才能がある分、どのアルバムを評価するか、どこにVan Dykeらしさを求めるか分かれるところだろう。

掲載した一番下のあっかんべージャケは(…と長らく勝手に名付けてたが改めて見ると舌なんて全く出てない。ただの思い込みだった)後発盤になる。

2018/05/30(水) 02:13:30 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Louis Van Dyke

Louis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke
Louis Van Dyke


The Louis Van Dyke Trio & Quartet 3/4
CBS/S52512/Holland/1964


Louis Van Dyke(p) Jaques Schols(b) John Engels(dr)
Carl Schulze(vib)


Side1
Mineut Circa 61
Blues For Robin-Mark
Hilda's Uneven Mood
Nicolette

Side2
Bluesette
That's All
What Is This Thing Called Love
Blues For Carl

Louis Van Dykeもオランダを代表する名ピア二ストだ。
19歳の時にコンクールデビューを果たすと、一躍名を馳せるに至り、次々とアルバムの発表を果たす。
この辺りはPim Jacobsとは違ってアルバムの選定には困らないが、一方で内容の好みが分かれるものが多いのも事実。
その中で本作はデビューアルバムにあたり、長らくトリオを組んでいくJacques ScholsとJohn Engelsとの出発点にもなっている。
トリオとヴァイブの加わったカルテットの演奏を交互に、魅力的なナンバーと華麗でスウィンギーなタッチが冴えるジャズらしい作品。
因みにオリジナルは一番下に掲載したもので、所有盤は後発になるがステレオ盤としてはこれがオリジナルになると記憶している。

2018/05/26(土) 22:43:21 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Jerry De Villiers

Jerry De Villiers
Jerry De VilliersJerry De Villiers

Exodus
VENUS/VL307/Canada/1962


Jerry De Villiers(p) Bob Rudd(b) Andrey Perry,Roger Siward(dr,per)
Buck Lacombe(g)


Side1
Exodus
Goodbye Again
Like Young
Off Shore
Les Feuilles Mortes

Side2
Pete's Place
Spidtz
Mahalia
Georgia
Sunday Morning

カナダのピアニストJerry De Villiersのアルバムは『Et Son Jazz Quartet』を紹介して以来の2枚目となる。
アルバムのタイトルにもなっている映画『栄光への脱出』のテーマ「Exodus」から始まる。
「Exodus」のジャズバージョンではBill Harrisの『Exodus To Jazz』やDuke Pearson『Angel Eyes』に収められているものが印象に残っているが、Villiersのものもアレンジや楽器のアクセントが効果的で面白い。
その他イントロから印象的な「Les Feuilles Mortes」(枯葉)やリズミックな「Pete's Place」、黄昏の「Georgia」など、アレンジャーとしての力量も発揮したバラエティーに富んだ内容。
荒っぽいが芯のある音もジャズ録音としては悪くない。

2015/07/12(日) 22:30:36 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0
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