A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Norman Simmons

Norman Simmons
Norman SimmonsNorman Simmons

The Norman Simmons Trio
Argo/L607/USA/1956


Norman Simmons(p) Victor Sproles(b) Vernel Fournier(dr)

Side1              
Capacity In Blues       
Stella By Staright       
Jan                
My Funny Valentine      
Peppe              
                  
Side2
Chili Bowl
Moonlight In Vermont
You Do Something To Me
Love Is Eternal
They Can't Take That Away From Me
Tranquillity

1924年イリノイ州シカゴ生まれのシモンズが、同シカゴにあったArgoに吹き込んだピアノトリオ。
地元シカゴの「ビーハイブ」のハウスピアニストとして長らく活躍していた。
その間、チャーリー・パーカーやレスター・ヤング、ジョニー・グリフィンらと共演している。
その後はカーメン・マクレエやベティ・カーターの伴奏者としての活躍で有名。64年には来日もしている。
やはりサイドメンとしての活動が多かったためか、この時代のリーダーアルバムはほぼこれ一枚だと思う。
このアルバムを聴けばリーダーとしてピアニストとしての実力がはっきりと窺い知ることが出来る。
リラックスした内容だが、もちろんカクテル的な意味ではなく、泥臭くブルージーな演奏が展開される立派なジャズピアノ。

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2009/11/29(日) 19:56:15 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Arman Ratip

Arman Ratip
Arman RatipArman Ratip

Introducing…
Columbia/SCX6432/England/1970


Arman Ratip(p) Ugurtan Gunal(b) Unal Capli(dr)

Side1            
Diamond Eyes      
The Fighting Turks    
Dervish           

Side2
Jazz A La Turk
Love Story
Fatima

1943年トルコ生まれ、60年よりロンドンに移住した、ラティップのピアノトリオ。
本職はジャーナリストだが、ピアニストとしての実力も充分。
トルコ生まれだけあって、すべてトルコに題材を求めた曲を演奏している。
それだけに、エキゾチックな雰囲気のジャズ、ある意味予想どおりの演奏だろうと対して期待もせず針を落とすと…やはり予感的中。
が、Side2に針を落としたあたりから、このサウンドが病みつきになってくるから不思議。
再び先頭に針を戻し聴き入ってしまった。
近年のものは比較的容易に手に入るはずだが、これは残念ながら、アナログ再発はおろかCD化もされていないのではないだろうか。
埋もれさせておくには惜しいアルバムの一つ。



2009/11/26(木) 20:31:04 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Alec Siniavine

Alec Siniavine
Alec SiniavineAlec Siniavine

Reveries Au Piano
Guilde Disque/P-1245/France/1962


Alec Siniavine(p) Fred Ermelin(b) Robert Solat(dr)

Side1                  
Amado Mio-Amor,Amor       
Night And Day             
I 've Got You Under My Skin    
Reverie-Pour Vous J'avis Fait   
Cette Chanson-Poeme D'amour  
Toute Norte Historie         
Deep Purple-White Xmas      
Sur Ton Epaule            
Il Aimait La Musique Douce     

Side2
Simpathie-Complainte De Mackie
Tout Me Rappelle Sa Chanson
Pense A Moi
L'amour Est Dans La Rue
J'aurais Voulu Danser
Feuilles Au Vent -Ukrine
Dans Le Bleu Du Ciel Bleu-O Sole Mio
Yes Sir-Good Night
Over The Rainbow-Solitude

1906年生まれ。フランスのピアニストだが、生まれはオデッサ(ウクライナ)らしい。
30-40年代にはジャンゴ・ラインハルトと共演したアルバムを残している。
お馴染みのジャズスタンダードやクリスマスソング、シャンソンを題材に多くの曲をこなしたピアノトリオによる演奏。
特筆するべきところや、ジャズ的緊張感は皆無で、内容は完全にカクテルピアノ。
だが、ソファーにでもゆったりと身を沈め、リラックスしながら聴くにはちょうど良い。
こういうのも、たまには悪くない。

2009/11/21(土) 20:54:45 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Betty Miller

Betty Miller
Betty MillerBetty Miller

Jazz Piano Heatwave
Foremost/FML1001/USA/50's


Betty Miller(p) Milton Abel(b) Terry Basso(dr)

Side1             
Mannbo Inn          
Spring Is Here        
Speak Low          
Lady Is A Tramp       
                  
Side2
Out Of Nowhere
Let's Fall In Love
Jet
Undecided Now
Breeze And I

詳しい経歴が分からないが、ミズーリ州クリントン生まれのBettyがカンザスシティにあったマイナーレーベルに残したピアノトリオ。
一見安っぽいイラストで手が出にくいが、かなり聴かせる内容になっている。
スタンダードを中心に、ラテンからバップ、バラードを力強くダイナミックに演奏。
一曲目のMannbo Inから快調に飛ばし、Speak Lowの優雅な出だしから、アドリブに突入する時のカタルシスには得も言われぬものがある。
ラウンジでもカクテルピアノでもなく、良くスウィングする紛れもないJazz。聴いて損はないと思う。
Heatwaveのタイトル通り、熱っぽいアルバム。ジャケットも目にしみる程真っ赤に燃えている。
音質は分からないが、CDとアナログでも再発されている。

2009/11/18(水) 19:52:19 piano H-N トラックバック:0 コメント:2

Herman sandy

Herman Sandy
Herman SandyHerman Sandy

Innovation En Jazz No.3
Innovation/ILP-3/Belgium/1955


Herman Sandy(p) Jean Fanis(p) Ray Warland(b)
Freddy Rottier(dr)


Side1                     
Gone With The Wind             
Saul                      
You And The Night And The Music                              

Side2
Squint Look
Diggin' Chick
You're All I Need
Stick Around                         
Fan Ana Sand

1921年ベルギー生まれのトランペッター、Sandyが残した10インチ盤ワンホーン・アルバム。
40年代中頃から演奏活動を始め、48年にはジャズフェスティバルに参加。
50年代になると同じベルギーのジャズマン、ジャック・ペルツァーやファッツ・サディ、ルネ・トーマらとの共演したアルバムをいくつか残す。詳細は分からないが、近年も演奏活動をしている様子。
ベルギーのチェット・ベイカーと言われているらしいが、このアルバムからそれを感じ取ることが残念ながら出来ない。
チェットの持つクール、或いは繊細な感じとは異なり、逆にたどたどしささえ覚える。
過半を自信のオリジナル曲で固め意欲的ではあるが、演奏自体はさほど優れている印象はない。
もう一枚の10インチ「Jazz For Moderns」は未所有、未聴だが、こちらを聴けば或いはべルギーのチェットの異名も肯ける内容なのかもしれない。

2009/11/16(月) 20:59:54 trumpet トラックバック:0 コメント:0
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