A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

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Johnny Griffith

Johnny Griffith
Johnny GriffithJohnny Griffith

The Johnny Griffith:Trio
Workshop Jazz/205/USA/1962


Johnny Griffith(p) Vance Matlock(b) Ren Appling(dr)

Side1             
Ill Wind            
Unknown Minor       
I' Mi See You Later     
Old Folks           
I Did

Side2
Moment's Notice
They Didn't Believe Me
Willow Weep For Me
Summertime

リトル・ジャイアントことジョニー・グリフィンかと思いきや、ジョニー・グリフィス。
またまた、マイナーミュージシャンのマイナーピアノトリオアルバム…と紹介しようと思ったが、自身は知らないが、「Funk Brothers」のキーボード奏者と同一人物だったら、多分著名な筈なのでマイナー・ミュージシャンの範疇にはは少なくとも入らないだろう。
それはさて置き、タイトルは何の工夫もなくそのまんま、見事に期待感を抱かせないジャケで、躊躇しながら針を落とすと…これが良い。
何の前触れもなく店で掛ったら、ふと顔をあげ、これ何てレコード?と店主に尋ねただろう。
そのくらい良い意味で期待を裏切る快演。
これまで幾度となく裏切られ、泣かされてきても、それでもめげずにマイナー盤に手が出てしまうのは、こういう望外の喜びがほんの僅かな光を放って待っているからであろう。
こういうまんざらでもない思いさえあれば、それだけでまた懲りずにマイナー盤に手を出そうと思えてくる。例えそこに落胆が待っていようとも。

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2010/01/29(金) 21:23:27 piano A-G トラックバック:0 コメント:1

Art Harris

Art Harris
Art HarrisArt Harris

Jazz Goes To Post Graduate School
KAPP/KL1015/USA/1956


Art Harris(p) Clyde Lomardi(b) James Chapin(dr)

Side1                  
What's New               
I'll Take Romance            
The Night We Called It A Day    
Yesterdays               
For All We Know            

Side2
I Remember You
Isn't It Romantic
Love I'd Give My Life For You
There's A Small Hotel
By Myself

無名のピアニストによるピアノトリオアルバム。
スタンダードを中心に、ジャズピアノとしては一定の水準を保った演奏。
ジャケットは、まあ洒落ていると言ったところか。
と、この程度しかレヴューのしようがない。お勧めアルバムや愛聴盤の紹介なら書き連ねることも可能だが、マイナー盤を取り上げることのみが主目的であるため、結構苦しい。
こんなの持ってたんだと、自分自身が驚いている始末。
じゃあ買わなければいいじゃないか、手放せばいいじゃないかとなるが、そうは単純にいかないのが悲しい性。
それにしても、マイナーピアノトリオ盤は本当に多いと実感する。その証拠にピアノだけカテゴリーを予め複数設けたのはそのため。
ピアノトリオのフォーマットは受けが良いのか、或いはある程度の技量があればそれなりのものが出来上がってしまうのかと訝しむほど数多くリリースされている。もちろん後世まで語り継がれるのは一握りではあるが。
逆に、無名ジャズマンが一枚だけリリースして姿を消した、ワンホーンアルバムを紹介するとなると一筋縄ではいかない。
そういうわけで、ここで取り上げるものの多くがピアノ中心のアルバムになるのは自然の流れだろう。 2010/01/28(木) 20:40:36 piano H-N トラックバック:0 コメント:4

Ernie Warren

Ernie Warren
Ernie WarrenErnie Warren

An Evening In Peacock Alley
Everest/LPBR5033/USA/1959


Ernie Warren(p) Ted Prashina(b) Mario Toscarelli(dr)
Al Caiola(g)


Side1                      
That Old Black Magic            
Autumn Serenade              
Softly As In The Morning Sunrise     
Everyon Knows                
Muntain Greenery              
I Get Along Without You Very Well     

Side2
Gershwin Medley
Gone With The Wind
I Wish I Were In Love Again
When I Fall In Love
Maracangalha
You Better Go Now

アーニー・ウォレンのピアノトリオにアル・カイオラのギターが加わったカルテットによる演奏。
ジャケを見た瞬間ラウンジ系だろうと思って、針を落とすと案の定ラウンジ系。
スタンダードを中心に品良くまとまっている。
Side1はもろカクテルと言った内容だが、Side2はカイオラのギターに乗って、ジャズっぽくスウィングする。
万人にお勧めできるアルバムではないが、気楽に聴ける一枚にはなっている。

2010/01/27(水) 20:28:02 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Bobby Wellins

Bobby Wellins
Bobby WellinsBobby Wellins

The New Departures Quartet
Transatlantic Records/TRA134/UK/1961


Bobby Wellins(ts) Stan Tracy(p) Laurie Morgan(b)
Jeff Clyne(dr)

 
Side1          
McTaggart       
Afro Charlie      

Side2
Culloden Moor
Love With Variations

1936年スコットランド・グラスゴー生まれのテナーマン、ウェリンズが60年代に残したアルバム。
ジョン・ダンクワース、トニー・クロンビー、トニー・キンゼイらイギリスの数多くのジャズメンと共演。
61年、詩人であるマイケル・ブラウン、ピート・ブラウンらと即興演奏するために結成されたのが、アルバムタイトルにもなっている「The New Departures Quatet」。
とは言うものの、ここでは詩と融合された演奏が収められているわけではなく、通常のワンホーンスタイル。
詩とジャズの融合と言えば、同じくイギリスのマイケル・ガーリックのアルバムが思い出されるが、それは別の機会に紹介したい。
好き嫌いが分かれそうだが、冒頭から緊張感の漲る、張り詰めたような演奏。
それを支えるスタン・トレイシーらのサイドメンも素晴らしい。
最後のSide2 の2曲目になると、緊張がほどけたようにリラックスした歌心溢れるテナーを聴かせてくれる。
パッと思いつくだけでもSonny Clark「Cool Struttin'」、 Dave Brubeck「 Anything Goes」、 Pat Moran「 This Is Pat Moran」と脚を構図にしたジャケは比較的多いが、手だけをあしらったものは珍しいのではないか。
最近全く見なくなったが、電柱に張られた葬儀の道しるべにこんなデザインが使われていた事を思い出す。



2010/01/22(金) 21:09:02 tenorsax トラックバック:0 コメント:0

George Jenkins

George Jenkins
George JenkinsGeorge Jenkins

Drum Magic
Tampa/TP29/USA/1955


George Jenkins(dr) Fred Clark(ts) Wille Barbee(p)
Duke Harris(b)


Side1             
Bar-B-Que          
Port Side           
It Had To Be You      
Naithingale          

Side2
G.J's Drums
Air Mail Special
Bullfrog
Antipathy

取り上げてみたものの、メンバーの誰一人として知らない。
ここまで知らないと、契約上の関係で全員変名ではとさえ思えてくる。
それでも手にした理由は、Tampaだから、赤盤だから、ワンホーンだからと言うことになる。
内容は特筆すべき所はなく、至って普通。
「Drum Magic」のタイトルであっても、取りたてて凄いドラミングが展開されるわけでもなく、どちらかと言うと凡庸といった印象。
逆に、アート・ブレイキーやマックス・ローチなどはそのドラミングにはっきりとした特徴があり、ジャズ・ジャイアントと呼ばれるだけの偉大さを改めて認識させられる。
それよりも、テナーの方が中々良いプレイを聴かせ、アルバムを盛り上げている。
このテナーひょっとしたらプラス・ジョンソンの変名かとも思えるが、恐らく違うだろう。

2010/01/18(月) 21:14:03 drums トラックバック:0 コメント:0
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