A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Juan Carlos Calderon

Juan Carlos Calderon
Juan Carlos CalderonJuan Carlos Calderon


Presenta A
Polydor/902FLP/Spain/1969


Juan Carlos Calderon(p) Unknown(b,dr,g)

Side1              
Bloque N.°6           
Bud Feeling            
Reunion Blues          
Psique              

Side2
Suite
Sambando
Danny Boy
Paisajes

ワールドカップの優勝国が決まり、前回の宣言通りその国のマイナー盤を紹介。
スペイン盤と言えば以前ペドロ・イトゥラルデを取り上げ、あのHispa-Vox盤オリジナルも珍しい部類に入ると思うが、今回のこの盤は更に珍しいマイナー盤だと思われる。実際にめったに見かけないとは思うがどうだろう。
何年、或いは何十年に一回見かけるかどうかというアルバムが手元に何枚かあるが、自分にとってこれもそのうちの一枚。
1938年スペインのサンタンデール生まれのピアニスト兼アレンジャー、映画音楽等を幅広く手掛ける才人。
ジャズアルバムは殆ど残していないようなので、その意味でも貴重な記録だろう。
サイドメンが不詳だが、全体はピアノ・トリオによる演奏。ジャケの前面にギタリストが描かれているが、実際には最後の二曲のみの参加となっている。
一曲を除き全てオリジナルで固めた意欲作。スペイン人らしいという表現は抽象的過ぎるが、明らかにアメリカのジャズとは異なった独特のスウィング感を醸し出している。全編に亘ってピンと張り詰めたような緊張感が漲る好演。
その中で唯一取り上げた、オリジナルでは無い曲「Danny Boy」に於ける優しいギターの調べとピアノの音色が心を打つ。

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2010/07/13(火) 21:48:22 piano A-G トラックバック:0 コメント:2

Errol Parker

Errol Parker
Errol ParkerErrol Parker

Musique Pour Les Tricheurs
Decca/159.901/France/60's


Errol Parker(p) Unknown(b,dr)

Side1               
Les Gitans              
Gondolier               
La Marche Des Gosses      
Gigi                  
Le Gars De Rochechouart     
39 De Fievre             

Side2
Scoubidou
Colonel Bogey
Dans Le Bleu Du Ciel Bleu
Topsy
Le Jour Ou La Pauie Vendra
Viens"when"

ここの所忙殺される日々が続いていて、予定では10月半ばごろまで更新頻度がそうとう遅くなりそうだ。
ワールド・カップの開催地、アフリカに因んだ盤の紹介という企画も破綻しかけているが、辛うじて繋いだか。
といっても引き続きエロル・パーカー。
サイドメンは不詳だが、ピアノトリオによる編成。
アルバムのコンセプトが分かりづらいが、「Gigi」や「クワイ河マーチ」などを取り上げポピュラーミュージックのジャズ化といった趣だろうか。
良く跳ねまわるノリの良い演奏だが、ジャズアルバムとしての出来は前回の「Pretext」に軍配が上がる。
むしろあのアルバムこそが、彼の実力を端的に示した代表作だと思う。
出来が悪いわけではないが「Pretext」の後では幾分物足りなさが残る。

さて、いよいよ決勝も近づいてきた。勝敗後は優勝国のマイナー盤、珍盤を紹介する予定だが、出来ればスペインが来てもらいたい。理由は単純にオランダ盤はこれといったものが無く、逆にスペイン盤ならとっておきの一枚があるからだ。
それまで勝手にブラジル優勝と思い込み、ブラジルのレア盤、マイナー盤を揃えていたが当が外れてしまった。
これはまた別の機会にでも取り上げようと思う。
さて、結果はどうなることだろう。

2010/07/10(土) 23:40:14 piano O-U トラックバック:0 コメント:0