A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

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Vi Redd

Vi Redd
Vi ReddVi Redd

Bird Call
United Artists/UAJ14016/USA/1962


Vi Redd(as,vo) CarmelJones(tp) Herb Ellis(g)
Roy Ayers(vib) Russ Freeman(p) Leroy Vinnegar(b)
Richie Goldberg(dr)


Side1                      
If I Should Lose You                
Summertime                    
Anthropology                     
All The Things You Are              
I'd Rather Have A Memory Than A Dream  

Side2
Now's The Time
Just Friends
Perhaps~Cool Blues
I Remember Bird
Old Folks

ここでは5人目となる女性ホーン奏者。
過去紹介してきたホーン奏者の中では実力、知名度共に兼ね備えていて、このアルバム自体もマイナー盤では無く、メジャー、名盤の部類に入ると思う。
今更といった感のあるジャズメン、アルバムの紹介になる。
タイトルからも分かる通り、敬愛するチャーリー・パーカーに捧げたアルバム。
もちろん全盛期の鬼気迫るパーカーに及ぶものではないものの、彼女なりにパーカーに近付き、高みに望まんとする気迫漲る演奏が収められている。
また、そのボーカルも非常にブルージーで味わいがある。
蛇足ながら、権利の関係上かトランペットのCarmel Jonesのクレジットが、実際は「Kansas Lawrence」になっている。



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2011/02/26(土) 21:37:57 altosax トラックバック:0 コメント:0

Geo Voumard

Geo Voumard
Geo VoumardGeo Voumard

Geo Voumard Trio
Evsion/EB 100 211/France/60's


Geo Voumard(p) Bob Jaquillard(b) Stuff Combe(dr)

Side1               
Sesame Street            
New Spring              
The Way You Look Tonight     
It Don't Mean A Thing        
Creole Love Call

Side2
Forever Blues
Darn That Dream
Based On Basie
This Can't Be Love

随分前に「Animal Cover」のカテゴリーで取り上げたGeo Voumard。
その時にいくつかコメントを頂き、特にVoumardのファンというマニアックな方から情報を提供してもらった。
その返事にこのアルバムについて少し触れたので、遅ればせながら紹介。
前回の文末に現在も現役で活躍していると誤って掲載してしまったが、残念ながら2008年に他界されているとの事。
こちらのアルバムはVogue盤とベーシストは同様、ドラマーがStuff Combeに変わったことでより強力な面子になった。
そのリズム陣に支えられながら躍動感のあるピアノと更に骨太さが加わった演奏が楽しめる。
こちらのアルバムの方が断然お勧め。
ちょうどこの盤を紹介するにあたりweb上を検索してみると、評論家の後藤誠氏のブログに既に取り上げられていた。
文中に「スイスのEvsionレーベル」とあるが、正確にはスイス録音のフランスのEvasionレーベルだろう。


「Dansons Avec Geo Voumard」
http://karyoubinka.blog93.fc2.com/blog-entry-98.html

2011/02/23(水) 21:11:41 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Herbie Brock

Herbie Brock
Herbie BrockHerbie Brock

The Night And Herbie Brock
Art Record/ALP60/USA/1966


Herbie Brock(p)

Side1               
It Could Happen            
Everything Hapens To Me     
Free At Last              
Dr.Zhivgo                
Invitation                
                     
Side2
Sweet Lorraine
Chisto Rendentore
You've Changed
Herbie Blues
I'll Leave It Up To You
Here's That Rainy Day

手持ち最後のHerbie Brockのアルバムから。
これはピアノソロによる演奏。
ソロアルバムはSavoyからもう一枚「Solo Piano」を残しているが、そちらは未所有。
数少ないBrockのアルバムではこれが一番珍しいように感じる。
副題が「At The 700 Club」となっているが、別にライブ盤というわけではない。
その頃出入りしていたと思われるクラブの名前。
前回紹介したアルバムから10年後の録音と言う事もあってか、或いはソロ・ピアノというスタイル故かはわからないが、一聴した感じでは別人のように思える。
もちろん根底に流れるものは同じだが、いわゆるパウエル派を連想させた過去のスタイルとは違い、どちらかと言えばクラシックを想起させる。
10年間の活動内容やそれ以降の詳細は不明だが、個のスタイルを確立するまでには至らなかったのではないか。
やはり彼の良さは先述したSavoy盤とCriteria盤に凝縮されている。

2011/02/22(火) 21:31:01 piano A-G トラックバック:0 コメント:0

Herbie Brock

Herbie Brock
Herbie BrockHerbie Brock

Brock's Tops
Savoy/MG12069/USA/1956


Herbie Brock(p) Brooks Caperton(b) Rick Nanson(dr)

Side1                 
If It's The Last Thing I Do       
The Moon Was Yellow         
Blues A Brock Long          
There'll Never Be Another You    

Side2
For Brothers
Sweet And Lovely
Brock Et
Willow Weep For Meude

引き続きHerbie Brockのアルバム。
一般的にはこれが彼の代表作になっているだろう。
代表作と言っても、残したアルバムの数も少ないうえに彼自身の知名度もそれほどでく、最も入手しやすく一番ポピュラーなアルバムがこれというのが実際のところだろう。
前回のライブ盤に比してこちらはスタジオ録音。
サイドメンは変わったものの、僅か一年後の録音と言う事もあってスタイルに変化は見られない。
パウエル派らしい熱気ある演奏が全体に漲る良盤。
「There'll Never Be Another You」(あなた無しでは)がお勧め。

2011/02/19(土) 13:59:36 piano A-G トラックバック:0 コメント:0

Herbie Brock

Herbie Brock
Herbie BrockHerbie Brock

Herbie's Room
Criteria/CRR-2/USA/1955


Herbie Brock(p) Bill Ladley(b) Brooks Caperton(dr)

Side1                 
Jim And Andy              
Tenderly                 
Polka Dots And Moonbeams     
My Funny Valentine          

Side2
Doxy
Laura
Johnny Jaguaar
Foggy Day

この時代には何人かの盲目のジャズ・ピアニストがいた。
有名なところではアート・テイタム、ジョージ・シアリング、レニートリスターノ、テテ・モントリュー、マイナーなところではアレックス・カラオ。
だが彼らはそのハンディキャップをものともせず、素晴らしい作品を数多く残した。
ハービー・ブロック、彼もその内の一人。
1914年ニューヨーク生まれ。50年代前半までは地元で活動していたようだが、それ以降はマイアミに移り住み演奏をしていた模様。
このアルバムもマイアミにあったホテルのラウンジ「Herbie's Room」でのライブ録音。
写真では尚更、実物でも分かりにくいが、ジャケはそのラウンジの様子を収めたもの。
聴衆の話し声やグラスの触れる音も録られていて、あたかもその場に居るかのような臨場感がある。
全編にわたり熱気のこもった演奏が聴ける。
にも関わらず、悲しいかな聴衆の拍手はまばら。会話に夢中で殆ど聴いてないのかもしれない。
Side2にいたっては拍手すらされていない。ただ、ブロックはそんな事にお構いなく唯我独尊。ひたすらピアノと向き合っている。
どの演奏も良い出来だが、なかでも「My Funny Valentine」の優雅で美しい展開に息を飲む。

2011/02/16(水) 22:36:15 piano A-G トラックバック:0 コメント:0
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