A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

Sandy Smith

Sandy Smith
Sandy SmithSandy Smith

Excitement
HI FI RECORD/R-619/USA/1960


Sandy Smith(p) Unknown(g,b,dr)

Side1                
Suzy's Waltz             
Delilah                 
Frankie And Johnny         
Wildflower               
For Me And My Gal          
Five Foot Two             

Side2
Suzy
Wagon Wheels
Down By The Riverside
Show Me The Way To Go Home
In The Groove
Oh,Suzanna

前回のStan Seltzerに引き続きHIFIRECORDに残されたマイナーピアニストの一枚。
彼もまた経歴の詳細が不明で、リーダーアルバムもこの一枚のみと思われる。
以前に国内再発された時は、このSandy SmithとStan Seltzerがカップリングされて、一枚のアルバムに収められていた。
そういうことからも、二人とも同系列の「可もなく不可もなく」といった常套句を今宵も並べる羽目になるピアニストかと、聴く前から期待が持てないでいたが結果は違った。
Smithの方が遥かに個性的で、この時代らしいファンキーな演奏を展開している。
選曲も無難にスタンダードでまとめたSeltzerより、彼の方がセンスに満ちている。
抱き合わせで再発され、ジャケットも平凡で不遇な扱いだが、Smithの方が余程聴き応えがあると思う。

スポンサーサイト
2011/06/29(水) 22:20:47 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Stan Seltzer

Stan Seltzer
Stan SeltzerStan Seltzer

Piano
HI FI RECORD/R-202/USA/1957


Stan Seltzer(p) Red Mitchell(b) Frank Hudec(dr)

Side1                   
Cheek To Cheek              
You Don't Know What Love Is      
Easy To Love                
Autumn In New York           
A Foggy DayAutumun           
Crissy's Blues               

Side2
Speak Low
Blue Moon
Prelude To A Kiss
The Way You Look Tonight
Let's Fall In Love
Have You Met A Miss Jones

1927年イリノイ州シカゴ生まれのピアニストStan Seltzerの恐らく唯一のアルバム。
やはりというべきか、いつもながらの悩みが生まれた盤。
そう、特筆すべきところがない。
ベースにRed Mitchellが名を連ねている所と、ジャケットに多少惹かれる部分があるくらい。
自分のボキャブラリーが貧困過ぎるのは重々承知のうえだが、それでもこの手のアルバムのレヴューが本当に難しい。
何とか無い頭を使って言葉を紡ぎだそうとするのだが、無い袖(頭)は振れぬという結論に至る。
やはり開き直りが大事というところで、かつても今もこれからも使い続けるであろう常套句を躊躇なく使用する決意が固まった。
では早速…「スタンダードを中心とした小粋な演奏」…以上!

2011/06/28(火) 19:50:29 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Ike Isaacs

Ike Isaacs
Ike IsaacsIke Isaacs

At The Pied Piper
R.G.B/R.G.B2000/USA/1967


Ike Isaacs(b) Jack Wilson(p) Jimmy Smith(dr)
 
Side1                  
Impresions                
Mercy,Mercy,Metcy           
I'll Down In My Own Tears       

Side2
Soulin'
Walk On By
Red“I”

Ike Isaacsは1923年オハイオ州生まれのベーシスト。
IKe Isaacsは同姓同名のジャズ・ギタリストが英国にいるが、こちらはアメリカのベーシスト。
恐らく唯一のリーダーアルバムと思われる。
キャリアは当然あり、先日惜しくも亡くなったRay Bryantの名盤「Trio」(Prestige)への参加が有名。
超絶な技巧とはいえないが、堅実で力強いベースワークは魅力的。
そして、この「Pied Piper」に於ける最大の立役者はピアノのJack Wilsonだろう。
ブルース・フィーリング溢れるタッチで聴衆を見事に乗せていく。この場に居合わせた客は至福の時だったに違いない。
「Walk On By」や「Red I」がお勧め。
以前、日本のノーマから再発された時は何故かブルーのジャケットで赤盤だった。
ジャケットの雰囲気も良い好盤。




2011/06/26(日) 17:54:08 bass トラックバック:0 コメント:4

Nat Nichols

Nat Nichols
Nat NicholsNat Nichols

Springplay
NAJO/LP002/USA/1967


Nat Nichols(p) Nobby King(b) Ronald Kurzmann(dr)

Side1               
March For Freedom        
Waltz For Jeannine         
Bread And Goulash        
Blues-O-Nova           
Time Corners            
Close Your Eyes           
The Donkey

Side2
Springplay
Melodica In C
Tiszana'na
The Deth Of Paul
Sonata In A Major
Take The A Train

もう一枚NAJOに残されたNat Nicholsのアルバムを。
NAJOとは自主レーベルなのだろうか。スタジオ録音と表記されているのにも関らず、ライブ録音が数曲収録されていたり、表記はないが一曲だけピアニカ(?)でのトリオ演奏が収録されていたりといい加減さが目立つからだ。
それはともかく、前作とは別人かと思うほどの好内容。
前作は壮大な組曲など披露するものの、気負いすぎてか空回りしていた感があったが、今回は気負いの無い普段着のような演奏。それが功を奏し良い仕上がり。
Nichols作の「Waltz For Jeannine」に於ける美しい旋律。
「Waltz For」と付く曲に、名演・名曲有りと言われるがこれもその一例。
さらにもう一つの法則(?)「Jeannine」と付く曲に、名演・名曲有り。
例えばBLUE NOTEの4061番に収録されたDuke Pearson作の「Jeannine」や同じくAdderley兄弟のライブ盤に於ける「Jeannine」もその一つ。
その法則に従うと「Waltz For」と「 Jeannine」が同在している曲…悪いわけがない。
ハイライトはライブ音源の「Close Your Eyes」と「Take The A Train」。双方とも録音は良くないが、三人のハイテンションぶりが聴けて最高だ。


この盤を紹介するにあたって調べていたら見つかった本人のサイト↓
http://www.natnichols.com/

2011/06/24(金) 21:36:16 piano H-N トラックバック:0 コメント:0

Nat Nichols

Nat Nichols
Nat NicholsNat Nichols

Wind From The Danube
NAJO/LP001/USA/1966


Nat Nichols(p) Al Schumacher(b) Ronald Kurzmann(dr)

Side1
Hungarian Revolution Suite

Side2Sonata In C Major
San Francisco
Tanya's Lullby
Wind From The Danube
Lulluby Of Birdland
It Was Very Good Year

1939年ハンガリーの首都ブダペスト生まれ。
第二次世界大戦、その後のソ連による占領、56年のハンガリー動乱と多感な時期を激動の中で生きてきたピアニスト。
途中オーストリアに移り住んだりして、その後どのような経緯でアメリカに渡ったのか詳細は知らないが、この当時はインディアナ州のフォート・ワインにあった「Johnny`s Nite Cap」というクラブで活動していた模様。
この「Najo」というレーベルも同じインディアナにあったようだ。

Side1はそのハンガリー動乱に捧げたNichols自身の作による組曲。
「Yearning~March For Freedom~Impetus~Revolution~God Bless The Hungarians~Russian Take Over~Mourning」と7つのパートからなる力作。
Side2は自身作曲のタイトル曲や娘に捧げた曲、モーツァルトやお馴染みの「Lullaby Of Burdland」をソナタやフーガを用いて一風変わった楽曲に創り上げるなど意欲的。
だがどうも最後までノリきれない。
熱情的な部分やリリカルな部分など所々聴かせ所はあるのだが、演奏自体がこのジャケットのようにどこか曇っている。
まるで彼の背負ってきた人生がそうさせてしまったかのように。

2011/06/19(日) 20:39:21 piano H-N トラックバック:0 コメント:0
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。