A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

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Linton Garner

Linton Garner
Linton GarnerLinton Garner

Garner Plays Garner
ENRICA/2001/USA/1959


Linton Garner(p) Al Hall(b) Jimmy Crawford(dr)

Side1               
Dexterity               
Fancy Loving You          
To My Liking             
Easily                  
Garner Come Lately         
                     
Side2
Tent Meetin'
Wistfully Yours
Fat Girl
Alone In My Tepee
Hoppin' Along
Brother Boggie

1915年ノース・カロライナ州生まれ。あのErroll Garnerの実兄にあたる。
幼いころはトランペットを演奏していたが、35年以降ピアノに専心。
40年代初頭にフレッチャー・ヘンダーソンのバンドに加わったのを皮切りに、ジャズ活動に入る。
その後、ニューヨークの52番街でナバロやイーガーと交流して注目を浴びる。
しかし、この時代に於ける彼のジャズピアニストしての活動時期は短く、その後はポップス界に転向した。
70年には来日もしているようだ。
その後、またジャズ界に復帰し、亡くなる直前までトリオによる演奏をしていた模様。

弟に比して知名度は低いものの、ピアニストとして劣っているとは思えない。
確かに個性では譲るものの、ジャズに必要不可欠なスウィング感は充分に備わっている。
ここで聴かせる軽やかな指捌きは、弟とは一味違った魅力に溢れている。
なかなかの良盤。

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2011/07/31(日) 15:54:08 piano A-G トラックバック:0 コメント:2

Jan Hammer

Jan Hammer
Jan HammerJan Hammer

Malma Maliny
MPS/15217 ST/Germany/1968


Jan Hammer(p,org) Jiri Mraz(b) Cees See(dr)

Side1                
Make Love               
Waltz For Ivonna           
Braching                
                     
Side2
Domicile's Last Night
Malma Maliny
Goats-Song
Responsibility


Jan Hammerと言えば、キーボード奏者、或いはグラミー賞を獲得した、ドラマ「マイアミ・バイス」の音楽担当者として知名度が高いミュージシャンだろう。
その彼がピアノ、オルガン・トリオで残した初リーダーアルバムがこれ。
1948年チェコのプラハ生まれ。
ジャズ・ボーカリストだった母親の伴奏者として12歳でプロ入り。
14歳の時ミロスラフ・ビトウスと知り合いトリオを結成。
64年のプラハジャズ祭で脚光を浴び、その後ミュンヘンにて活動。その時に録音されたのが本作品。
60年代後半にバークリー音楽院に留学したのを契機にアメリカに移住し、その後の活躍は周知の通り。

後にキーボード奏者として名を馳せる未来の姿が、ここでの彼のオルガンプレイにその片鱗を窺わせる。
普段オルガン物をめったに聴かないが、彼の魅惑の音色に自然と惹きつけられるにつけ、聴かず嫌いは良くないと反省を促される。
それでもお勧めはピアノ・トリオによるタイトル曲「Malma Maliny」だろう。
でもこのタイトル曲が実は誤りで「Maliny Maliny」が正解らしい。
当然アルバムタイトルも誤植と言う事になる。
実際、再発された時はちゃんと「Maliny Maliny」にアルバムタイトルが訂正されてる。冗談みたいな本当の話。

2011/07/26(火) 22:36:37 piano H-N トラックバック:0 コメント:0

Buster Toliver

Buster Toliver
Buster ToliverBuster Toliver

With The Harry Dial Trio
YORKSHIRE RECORDS/HD22364/USA/60's


Buster Toliver(p) Hayes Alvis(b) Harry Dial(dr)

Side1                 
Love You Madley           
Oh Marie                
If I Had You               
Lorelei                  
F Minor Blues             
S'wonderful               
I Can't Go On This Way

Side2
Rosetta
Rainy Day
When I Got You
Mountain Greenery
Dreames Do Come True
Moonlight On Ganges

人名事典等にも掲載されていない為、詳細が分からないピアニスト。
ライナーによると1908年ボストン生まれ。10代から活動し始め、ディキシースタイルのバンド「Balley's Whispering Jazz Band」に加わる。
1923年にはGeorge Tyneのオーケストラに参加。30年代になるとLena Hornのバンドに加わる。
40年代以降も精力的に活動し、Sidney Bechetらとも共演している。

そうなると録音当時はかなりの大御所、ベテランになる。
演奏スタイルはスウィング寄りながら、朗々と実に気持ちよさそうに唄い上げる。
円熟した、まさにいぶし銀のピアノと言った雰囲気。
ディキシーもスウィングもモダンもスタイルなんて重要ではない。大事なのは「ジャズ」なんだとピアノで語りかけてくれているようだ。

2011/07/20(水) 21:01:56 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Mike Longo

Mike Longo
Mike LongoMike Longo

A Jazz Portrait Of Funny Girl
CLAMIKE RECORDS/CLP-1000/USA/1962


Mike Longo(p) Herman Wright(b) Roy Brooks(dr)

Side1                   
Music That Makes Me Dance       
If A Girl Isn't Pretty            
Don't Rain On My Parade        
                         
Side2
People
Who Are You Now?
You Are Woman
I Want To Be Seen With You

「ついに」、と言うより「ようやく」と言った方が相応しいだろう。これで「200枚目」。
キリ番だからと言って度肝を抜くような盤が紹介出来るはずもなく、今回はこのレコード。
そうは言っても結構珍しい一枚だと思う。そうはお目に掛れないはず。
Mike Longoの初リーダーアルバムと思われる。
1937年オクラホマ州生まれ。3歳からピアノを習い、15歳で父親のバンドでデビュー。
その頃にCannonball Adderleyに認められて、楽旅に同行。
その後はOscar Petersonに師事しピアノを学び、66年からはDizzy Gillespieのバンドに参加。69年には来日も果たしている。
Petersonに師事していただけあって、良く転がるピアノ。このジャケットのカラフルな雰囲気に沿ったような色採り豊かな明るい演奏。
ドラマーのRoy Brooksの参加も嬉しい一枚。

1002枚取り上げる事を目標にしていると100枚目の時に決意表明したものの、約3年で僅か200枚。もっと更新頻度を上げなければと承知しているのだが…
このままのペースだと目標達成は12年後!私も50に近い歳になっている。急がねば…

2011/07/14(木) 18:45:25 piano H-N トラックバック:0 コメント:4

Billy Wallace

Billy Wallace
Billy WallaceBilly Wallace

B.W.
GIG/CLP101/USA/1958


Billy Wallace(p) Bill Lee(b) Bill Hobbs(dr)

Side1                      
They Can't Take That Away From Me    
Softly As In A Morning Sunrise        
It Could Happen To You            
Listen To Mocking Bird             
Easy To Love                   
The Kerry Dance                

Side2
Good Bait
A Pretty Girl Like A Melody
Love Walked In
How About You
Strike Up The Band
Easy To Rmember

マイナー・ピアニスト、マイナー・レーベル、スタンダードの三種の神器(?)が並ぶと、経験上、期待が持てない分構えてしまう癖が付いている。
しかしこれは違った。
構えた心と身体を解きほぐすような実に瑞々しいピアノ。録音は決して優れているとは思えないが、妙に生々しい。
二つの要素の相乗効果により、演奏が1ランク上のものに聴こえてくる。
耳タコのスタンダードが並ぶものの、最後まで飽きさせないのは彼の力量によるものだろう。

2011/07/10(日) 14:08:02 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0
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