A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Jac Murphy

Jac Murphy
jac MurphyJac Murphy

Sounds Of The Villager
No Label/No Number/USA/1968


Jac Murphy(p) Gil Pitts(b) Banks Dimon(dr)

Side1                
Sounds Of Silence          
Sunny                  
Love Is Blue
Goin' Out My Head
Close

Side2
Pogy And Bess -Medley
Free Again

レーベルもレコード番号も記載が無いため自主制作によるものと思われる。
テキサス州ダラスにあったクラブ「Villager」に於けるライブ録音。
68年の大学対抗のJazz Festivalのチャンピオンになったトリオ。それを記念して制作されたアルバムではないだろうか。
ピアニストのJacはミシガン州生まれ。他の二人はダラス出身。それぞれ多くの大学で学んだらしい。
演奏は「Sounds Of Silence」から始まり「Love Is Blue」あたりまで聴きこむと、当時の流行りの曲を弾くだけの、単なるコマーシャルバンドではないかと思えるほど凡庸な印象。
Side2のPogy And Bessのメドレーになると漸くジャズトリオとしての本領を発揮し始める。
巧みなアレンジで所々聴かせ所を作るが、さすがチャンピオンと肯けるほどのものでは残念ながらない。
可も無く不可もなくといった感じ。

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2011/11/29(火) 20:21:20 piano H-N トラックバック:0 コメント:0

Don Scaletta

Don Scaletta
Don ScalettaDon Scaletta

Sunday Afternoon At The Trident
Verve/V6-5027/USA/1967


Don Scaletta(p) Mel Nowell(b) Nikki Lamkin(dr)

Side1                    
Summer Samba              
People Will Say We're In Love      
Sweet Betsy From Pike          
Favela                    

Side2
My Little Houseboat
Love For Sale
Time Weary Rock
Chessy Cat

最後の紹介となったScalettaのアルバム。
サンフランシスコ湾内にあったクラブ「TRIDENT」に於けるライブ録音。
Capitol盤で披露した流麗さに、ファンキー色が加味されたようだ。
ジャケットの3人が示すうに、気持ちよさそうに伸び伸びと演奏している。客の手拍子がそれに拍車をかける。
ここでも「Summer Samba」や「Favela」など、選曲センスが光る。
似たり寄ったりのアルバムを乱発したRamsey Lewisより、僅か数枚に自らの本質を凝縮させたScalettaの方に好感を覚える。

2011/11/27(日) 19:21:53 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Don Scaletta

Don Scaletta
Don ScalettaDon Scaletta

All In Good Time!
Capitol/ST2328/USA/1964


Don Scaletta(p) Ted Blondell(b) Nikki Lamkin (dr)

Side1                   
Exodus                    
You're My Girl               
Walk With Buddha             
They Can't Make Me Cry         
Secret Love

Side2
We Kiss In A Shadow
Chim Chim Cheree
Here's That Rainy Day
Bitter Wine

前回と同一レーベル、同一メンバーによる「Any Time…Any Groove!」の続編と言うべきなのが本作。
ジャケットの印象が強く、こちらの方が知名度の点では若干上になるだろう。
やはりこちらも「Chim Chim Cheree」など、魅力的な選曲の多い小粋な佳作。

2011/11/24(木) 22:01:55 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Don Scaletta

Don Scaletta
Don ScalettaDon Scaletta

Any Time…Any Groove !
Capitol/T2204/USA/1964


Don Scaletta(p) Ted Blondell(b) Nikki Lamkin(dr)

Side1                
Yankee Doodle Boy         
Hello Dolly!              
Tomorrow Never Comes      
Old Folks               
Jani's Tune

Side2
York's Sauna
Over There
With The Wind And The Rain In Your Hair
A Taste Of Honey

彼の残したどのレコードも珍しいものは皆無のため、比較的知名度のあるピアニストと思い込んでいた。
しかし、いざ探っていくと経歴等を含めた情報が思いのほか乏しく、そうなると彼もまたマイナーミュージシャンの一人として扱われる事になるのだろう。
誰が評したのかは分からないが「白いラムゼイ・ルイス」などという、あまり有り難くない(?)形容がされているようだ。
ただ、その形容が全て的外れとは言えないが、言い得て妙とは到底思えない。
Scalettaの方がより上品で、小粋。大仰なフレーズを乱発させるルイスより、控えめで心地良い余韻を残す彼の方が遥かに好きだ。
アルバム自体も程良くまとまり、佳作の部類に入ると思う。

2011/11/23(水) 19:51:36 piano O-U トラックバック:0 コメント:0

Earl Cadillac

Earl Cadillac
Earl CadillacEarl Cadillac

Dansez Avec Earl Cadillac
Vogue/LD247/France/50's


Earl Cadillac(as) &Orchestra

Side1                    
Lullaby Of Birdland             
Au Revoir                   
Dans La Vie                 
Etoile Bleue                 
Furkish Tango                

Side2
Mr.L'amour
Les Deux Pigenos
Nearness Of You
Va Petit Enfant
I'homme En Noir

引き続き「Animal Cover」を。次は「馬」ジャケ。
このEarl Cadillacの詳細は不明だが、Vougueに数枚のアルバムを残している。
オーケストラをバックにブリリアントで艶のある、伸びのあるアルトを聴かせてくれる。
ジョニー・ホッジスに近い様な気もするが、またそれとは違った魅力を放つ。
椅子に寝そべりながら聴いていたが、そういう寛ぎをもたらしてくれる一枚。

2011/11/19(土) 21:42:29 Animal Cover トラックバック:0 コメント:0
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