A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

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Lee Arlano

Lee Arlano
Lee ArlanoLee Arlano

Jazz To The Third Power
SONOBEAT/PJ-s1001/USA/1968


Lee Arlano(dr) Sam Poni(p) Andy Arlano(b)

Side1
Satin Doll
The Continental
Staraight,No Chaser
Tenderly
Undecided

Side2
In Crowd
I Remember April
The Girl From Ipanema
Big Noise From Winnetka
Milestones

Lee Arlanoのアルバムの紹介はこれで2枚目となる。
だがブログ内の検索に掛けても引っかからないだろう。
どちらも正しいだろうが、あちらは「Lee Arellano」の表記、こちらは「Lee Arlano」で表記がされているからだ。
今回は3兄弟のによるトリオではなく、ピアニストのLes Arellanoが抜けてSam Poniに入れ替わっている。
アルバムの雰囲気は先述の「The Lee Arellano Trio Volume One」と似ている。
こちらも3者が音の塊をぶつけてくるような感覚。
ジャケットや彼らの出で立ちからは想像が付かないような力迸る演奏。
正にタイトルに偽りなしの一枚。

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2012/09/30(日) 10:12:30 drums トラックバック:0 コメント:0

Micky Sheen

Micky Sheen
Micky SheenMicky Sheen

Have Swing Will Travel
Herald/HLP0105/USA/1956


Micky Sheen(dr) Sonny Russo(tb) Harry Sheppard(vib)
Marty Napoleon(p) Mort Herbert(b)


Side1
Napoleon In Paris
It's Sunny In Italy
Harry Hits Holland (Tip Toe Thru The Tuplips)
Have Swing Will Travel

Side2
April In Portugal
Swiss Movement
Blues In Berlin
Bassically British

ドラマーMicky Sheenのアルバムから。
1927年ニューヨーク生まれ。12歳からドラムを学び16歳でプロ入り。
ブルックリン市内の高校で学び、バンドリーダーを務める。その後ニューヨーク大学で楽理を学び、40年代からはColeman HawkinsやCy Colemanと共演。
本アルバムの他にここでもメンバーとなっているピアニストのMarty Napoleon、Chubby Jacksonらと「Big Three」と称するトリオを結成し活躍。以降もニューヨークを中心に活躍していたようだ。
構成としてはSonny Russoのトロンボーンをフロントに据えたワンホーン。
国名を曲名に配したユニークな選曲。
演奏はジャケットの彼らそのもの。楽しげでほのぼのさせてくれる。
全く緩い内容と言うわけではなく、Harry Sheppardのヴァイブがアクセントになり全体をピリッと引き締めている。

2012/09/26(水) 21:59:52 drums トラックバック:0 コメント:0

Jimmy Woode

Jimmy Woode
Jimmy WoodeJimmy Woode

The Colorful Strings Of Jimmy Woode
ARGO/LP-630/USA/1957


Jimmy Woode(b) Paul Gonsalves(ts) Porter Kilbert(as)
Clark Terry(tP) Mike Simpson(fl) Ramsey Lewis(p)
Sam Woodyard(dr)


Side1
Falmouth Recollections
The Way look Tonight
Foofy For President

Side2
The Man From Potter's Crossing
Dance Of The Reluctant Drags
Empathy, For Ruth

Contemporaryレーベルにリーダー作のあるサックス奏者「Jimmy Woods」ではなく、ベース奏者の「Jimmy Woode」アルバムから。
1929年ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。
当初はピアノを習っていたようだが、40年代後半にベーシストに転向。
55年からはエリントン楽団の一員として活躍。その後スウェーデンに移住し、Clarke-Bolland楽団のメンバーとしても活動。64年からはドイツに渡り多彩な音楽活動を展開し、近年まで演奏を続けていたようだが2005年に亡くなっている。
録音時の57年は丁度エリントン楽団在籍中で、このアルバムもエリントニアンを中心とした構成になっている。
不必要なボーカル曲「The Way look Tonight」以外はWoodeのオリジナルで曲調は悪くはないのだが、どうもそれを生かしきれていないような印象が残る。
まとまりもありブルージーな雰囲気は良く出ているが、アルバム全体が倦怠感に包まれているような錯覚を起こす。
メンバーに落ち度があるわけではないのだが、硬さの残る地味な印象のアルバムになってしまった。

2012/09/23(日) 18:00:00 bass トラックバック:0 コメント:0

Anthony Zano

Anthony Zano
Anthony ZanoAnthony Zano

Everything Swings
Starmaker/SM-1003/USA/1965


Anthony Zano(p) Ron Gruberg(b) Lyle Warner(dr)

Side1
Restless
Take Me Along
Strange
Easy To Love

Side2
O.K.?
Waltz
How To Handle A Woman
Walk For Happy

ブランコの「Swing」とジャズの「Swing」を掛けてタイトルとジャケットにあしらったアルバムがいくつかある。
詳しく調べればもっとわかるはずだが、記憶の中で直ぐに思い出されるのがAnita O'Dayの「Swings Cole Porter with Billy May」(Verve)やレア盤Harold Ashby「Born To Be Swing」(Columbia)、ここでも取り上げたFrankie Ortega「Swingin'Abroad」(Jubille)、そして本盤だろう。
それぞれのジャケットには「愛らしさ」のようなものが感じられるのだが、本作に関してはむさ苦しさしか感じられない。
お茶目という捉え方もあるだろうが、中年(?)三人がブランコで戯れる姿は構図的にも汚い。
杞憂に終わって良かったのだが、むさ苦しいのはジャケットだけで演奏は上々。
文字通り良くスウィングする、ピアノとリズムに乗せてスタンダードからボサ調の「Stanage」や美旋律が印象的な「How To Handle A Woman」など構成も良く、ジャケットとは裏腹にさらっと最後まで聴き流せた。
何よりも一曲目のZano自作の「Restless」の好演のお陰でジャケットの印象が霞んでしまうほど、一気にこのトリオの演奏に引き込まれる。

2012/09/22(土) 18:00:00 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Paul Togawa

Paul Togawa
Paul TogawaPaul Togawa

Japanese And American Favorites
MUSIFON//6401/USA/1963


Paul Togawa(dr) Joe Sample(org) Bill Plummer(b)

Side1
I Waited And Waited(君恋し)
Bag's Groove
Tragedy 1963(七人の刑事)
Paul's Drum Afire
Winter Moon(荒城の月)
Strike Up The Band

Side2
Village Festival(リンゴ追分)
After Hours
The Flowering Season(花)
A Littel 3/4 For God Company
Love Lorn(Yerai Shan)
Cute

Paul Susumu Togawaのアルバムは先述のMODE盤しか知られていないようで、あれが唯一のリーダーアルバムだと思われている節があるがそんなことはない。
いろいろ興味深いもう一枚のリーダー盤が本作。
その興味深い点だが、まずJazz CrusadersのJoe Sampleの参加とそのJoeがピアノではなくオルガンを披露している点。
MODE盤ではスタンダードを中心にしていたが、ここでは彼のルーツにあたる日本の歌曲、滝廉太郎の「荒城の月」や「花」、山下毅雄作曲の「七人の刑事」、その他「リンゴ追分」等を選曲している点。
日本の音楽を広めるため、この「MUSIFON」レーベルを立ち上げ、このアルバムのプロデューサーでもあるキムラタダオ氏。彼は1931年北海道稚内の出身。サハリンに抑留される経験を持ち厳しい日々を送っていた事が想像される。戦後1956にロスに渡米して、写真や音楽等の研究も行っていたようだ。
そして、シバヤマエイジ氏によるジャケットデザインといったように日本人が関わっている点。
MODE盤ではリズムセクションに徹してたPaul Togawaが、ソロ曲を披露している点。まるでTogawa版「Drums Unlimited」といった趣。
その他、私の所有盤に限られたものであろうが、64年の3月7日にイザベラという方へ送られたものとわかる自筆のサインが残っている点。
多くの特異性に包まれた珍盤。
オルガンと言うとアーシー、コテコテ、ファンキーと言った言葉で表現されるようにジャズの中では毛嫌いされる傾向にあるが、Joe Sampleの奏でるオルガンは日本人好みの抒情性と陰翳に富んだ表現で曲調としっくりくる出来栄え。
際立ったアレンジは無いが、譜面に沿うかのよう素直に弾くスタイルがここではマッチしている。
そしてTogawa自身も自分の持てる全てを出しきっているかのようだ。ここではリーダーらしく、サイドメンとしての役割を担いつつも中央に構えトリオを牽引している。
Togawa本人を知るにはMODE盤よりも本作が適している。優れたドラマーである事がはっきりと認識できるはずだ。
因みに彼は三ヶ国語(日本語、英語、スペイン語)を話し、八ヶ国語で唄う才人でもあるようだ。
そして、一つだけ疑問が残る。
ジャケットの裏に曲が記載されているのだが、英題の横にカッコ書きでローマ字による邦題表記がされている。
例えば「I Waited,I Waited」(KIMIKOISHI)や「Winter Moon」(KOJO NO TSUKI)といった具合に。
そしてその疑問がSide2の5曲目「Love Lorn」(YERAI SHAN)
聴いても何の曲かも不明でカッコ書きの意味も読みも不明。
「イェライ シャン」???何の事だろうか。
お解りの方がいたらご教示願いたい。

2012/09/19(水) 21:27:40 drums トラックバック:0 コメント:6
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