A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

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Billy Bauer

Billy Bauer
Billy BauerBilly Bauer

Plectrist
NORGRAN/MGN-1082/USA/1956


Billy Bauer(g) Andrew Ackers(p) Milt Hinton(b)
Osie Johnson(dr)


Side1
It's A Blue World
Maybe I Love You Too Much
Lincoln Tunnel
Night Cruise
Too Marvelous For Words

Side2
Lady Estelle's Dream
You'd Be So Nice To Come Home To
When It's Sleepy Time Down South
The Way You Look Tonight
Lullaby Of The Leaves
Blue Mist

1915年ニューヨーク生まれ、所謂トリスターノ派に属するギタリストBilly Bauerの数少ないリーダーアルバム。
もう1枚は随分前に取り上げたミュージック・マイナス・ワンの『Let's Have A Session』(Ad-Lib)の事で、あちらはBauerのクレジットが先頭に来ているので便宜上リーダーとしたが、厳密な意味でのリーダー作として捉えるにはやや抵抗がある。
従って、本作を唯一のリーダーアルバムとした方が無理がないような気がする。

このアルバムの魅力を一言で伝えるならば「いぶし銀」。
「いぶし銀」とは「見た目の華やかさはないが実力や魅力があるもの」という意味。
それは正にこのアルバム、このメンバーを形容するに相応しい言葉。
「隠れ名盤」とも言える1枚だろう。

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2016/03/30(水) 21:05:08 guitar トラックバック:0 コメント:0

The Jazz Exponents

The Jazz Exponents
The Jazz ExponentsThe Jazz Exponents

The Jazz Exponents
ARGO/LP622/USA/1958


Jack Gridley(vib,p,tb) Bob Elliot(p,trombonium) Norm Diamond(b)
Dick Riordan(dr)


Side1
Love Letters
Doodlin
Minors Holiday

Side 2

Night In Tunisia
Button Up Your Overcoat
Bob 'N Weave
The Preacher

タイトルにもなっている「The Jazz Exponents」はグループの名前だ。
ピアノトリオにヴァイブが加わったカルテットの基本編成だが、それ以外にJack Gridleyはピアノとトロンボーンを操り、 Bob Elliotはトロンボニウムを操る。
「Button Up Your Overcoat」から始まる後半の3曲には、互いに巧みに楽器をチェンジしながら曲を織りなしていく。
が、個人的にはオーソドックスなヴァイブカルテットが耳に馴染む。
ヴァイブカルテットというとどこか洗練された雰囲気を想起しがちだが、そこはARGOレーベルの録音という所がこのグループの肝で、良い意味での泥臭さを纏っている。
その特性が如何なく発揮されたのが「Night In Tunisia」の熱演。
ただ、残念なのが全体に録音が良いとは言えず、もう一つ演奏にのめり込む事が出来なかった。

2016/03/27(日) 22:27:30 others トラックバック:0 コメント:0

Jorgen Ryg

Jorgen Ryg
Jorgen RygJorgen Ryg

Jorgen Ryg Jazz Quartet
Emarcy/MG36099/USA/1954-56


Jorgen Ryg(tp) Jorgen Lausen,Atli Bjorn(p) Erik Moseholm(b)
William Schiopffe(dr)


Side1
I Didn't Know
Chloe
Gillchrist
Ain't Misbehavin'
Orangutango
Autumn Leaves

Side2
Mean To Me
Serenade T.D.P.J.I.H.M.
El Domingo
Our Love Is Here To Stay
Whispering
Polka Dots And Moonbeams

デンマークのトランぺッターJorgen Rygのリーダーアルバム。
リーダー作と言っても原盤はMetronomeのEP、MEP1014、MEP120、MEP1045の3枚を収録した企画編集盤。
従って、厳密にはオリジナルではないのだが、EPの収集を完全に放棄した私にとっては貴重な音源を耳にできるこういうアルバムの存在は実にありがたい。
明朗、快活といった音色は異なる、かと言って北欧的な透明感とも違う、いくぶん陰影に富んだ音色が魅力の人だ。
それが曲想と見事に一致した名演が冒頭のオリジナルナンバー「I Didn't Know」だ。
そして余韻が残る絶妙なバラード「Polka Dots And Moonbeams」で終わる 構成も見事。
企画の勝利と言うより、変に手を加えずに素直に収録年順に並べたのが功を奏したという事だろう。
おかげで時代を追うごとに魅力的になっていく様が確認できるのも嬉しい。

2016/03/13(日) 14:20:25 trumpet トラックバック:0 コメント:0

Chris Anderson

Chris Anderson
Chris AndersonChris Anderson

Inverted Image
JAZZLAND/JLP57/USA/1961


Chris Anderson(p) Bill Lee(b) Walter Perkins,Philly Joe Jones(dr)

Side1
Inverted Image
Lullaby Of Leaves
My Funny Valentine
See You Saturday

Side2
Dancing In The Dark
Only One
I Hear A Rhapsody
You'd Be So Nice To Come Home To

気が付いたら随分と時が経ってしまった。
その間ほぼジャズとは無縁の生活を送っていた。
私にとってジャズという音楽は癒しや活力をもたらす為にあるのではないと改めて感じる。
彼らの熱を受け止めるのには、こちらも相応のエネルギーが必要だからだ。
従って不安定な要素がある時や心身の充実が図れない時には、とても聴く気が起きないものだ。
今は久しぶりに穏やかな気持ちと体力が共に備わっている為、レコードを取り出す気が起きた。
遅まきながら前回の続きとなるが、もう1枚の、というよりも唯一の60年代の正式なChris Andersoのリーダーアルバム。
人によって捉え方は様々のようで、ここにMonkやPowell又はEvansの影を感じる向きもあるようだが、私には流麗とか超絶技巧とは異質の、独特のタイム感覚をもった「朴訥とした」という形容が相応しい表現に感じられる。
そして、それが今の自分の感覚にぴったりと寄り添ってくれている。

2016/03/06(日) 15:30:55 piano A-G トラックバック:0 コメント:0
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