A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

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Errol Buddle

Errol Buddle
Errol BuddleErrol Buddle

The Wind
HMV/OELP9212/Australia/1962


Errol Buddle(ts,brs,as,bassoon,oboe) Judy Bailey(p)
Lyn Christie(b) Len Young(dr)


Side1
Opus De Funk
Gone With The Wind
Love Is A Simple Thing
In Vino Veritas

Side2
Sister Salvation
The Wind
Morris The Minor

さらにオーストラリア盤から。
1928年生まれ。40年代から活躍するマルチリード奏者のErrol Buddleはオーストラリアジャズの歴史から外せない存在。
かのAJQことAustralian Jazz Quartetのメンバーとして名を馳せた人でもある。
と言っても、自身がそのAJQのジャズがあまり好みでは無い為、Buddleの演奏に殆ど触れる機会がなかった。
その点これはワンホーンカルテットで聴きやすい。
そしてJudy Baileyの参加も嬉しい。
曲ごとに、或は曲中に楽器を持ち替えながら、実験的な要素も加味しつつ気持ち良く吹ききっている。
オーストラリアン・ハードバップを楽しめる1枚。
そしてAJQが苦手だけどBuddleを知りたい人にも最適なアルバム。

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2016/06/20(月) 23:00:44 tenorsax トラックバック:0 コメント:0

Brian Brown

Brian Brown
Brian BrownBrian Brown

Brian Brown Quintet 1958
44Records/6357 715/Australia/1958


Brian Brown(ts) Keith Hounslow(tp) David Martin(p)
Barry Buckley(b) Stewart Speer(dr)


Side1
Hilltop
Whisper Not
Oleo
Walkin
Blues

Side2
Diggers Rest
Grand Street
Polka Dots And Moonbeams
Milestone
Wee-Dot

まだまだ続くオーストラリア盤の紹介。
このレコードはレア盤なのだろうか。
58年の録音ながらリリース自体は77年なので、さほど入手に苦労する気がしないのだが、不思議な事に店でもオークション関係でも見かける事がない。
或は実際は安価で投げ売り状態なので店やオークションの目玉にならず、自分の目に留まる機会がないというだけの事かもしれない。
Brian Brownは1933年メルボルン生まれのオーストラリアを代表するサックス奏者。
長年にわたり精力的に活動し70年以降はコンスタントにアルバムもリリースし続けていたが、それ以前の活動の記録となると耳にできるものが殆どなく、その意味では若き日のBrownの演奏に触れられるこのアルバムの存在は貴重で価値がある。
早くからアメリカはもとよりヨーロッパ各地で研鑽を重ね、故郷のメルボルンに戻り56年に結成したハードバップバンドの演奏集。
58年と言えばアメリカのハードバップが絶頂期を迎えていた頃。それに比肩しうる存在になろうと挑んだオーストラリアの若きジャズメンの熱きたぎりと捉える事が出来る。
「オーストラリアのジャズとしては」という前置きをすることなく、純粋にひとつのハードバップの良演として評価できる内容だと思う。

2016/06/18(土) 22:15:22 tenorsax トラックバック:0 コメント:2

Graeme Lyall

Graeme Lyall
Graeme LyallGraeme Lyall

The Graeme Lyall Quintet
COLUMBIA/SCX7897/Australia/60's


Graeme Lyall(as,ts) Bob Mcivor(tb) Dave McRae(p)
Ed Gaston(b) Graham Morgan(dr)


Side1
Psychedelia Pt. 3
Sunny
Tuck

Side2
Tom Terrific
When Sunny Gets Blue
Spaniard In The Works

引き続きオーストラリア盤から。
前回取り上げたJudy Baileyの『My Favourite Things』 に参加していたサックス奏者のGraeme Lyall。
その繋がりから今回はGraeme Lyall のリーダーアルバムを紹介。
因みにベーシストのEd Gastonも参加している。
1942生まれのLyallは17才から既にクラブ等で活躍する早熟な才能を開花させていたようだ。
録音年の詳細は判然としないが、リリースが68年のようなので、同年か前年辺りと考えるのが自然だろう。
従って20代半ば頃の吹込みという事になる。
『My Favourite Things』ではストレートな演奏だったのに対し、ここではリーダー作という事もあってか幾分実験的な試みもあり興味深い。
冒頭の「Psychedelia Pt. 3」と最終曲「Spaniard In The Works」にその姿勢が顕著に現れている。
心地の良い緊張感を孕んだまま、徐々に熱を帯びていく Lyallのプレイは圧巻だ。

2016/06/14(火) 21:21:57 altosax トラックバック:0 コメント:0

Judy Bailey

Judy Bailey
Judy BaileyJudy Bailey

My Favourite Things
CBS/BP233263/Australia/1965


Judy Bailey(p) Graeme Lyall(ts) Jack Grimsley(tb)
Ed Gaston(b) John Sangster(dr)


Side1
My Favourite Things
I Believe In You
Real Live Girl
I've Got A Lot Of Livin' To Do

Side2
What Kind Of Fool Am I
Somewhere
I've Got Your Number
Irma La Douce

宣言通りのオーストラリア盤の紹介を。
Judy Baileyのもう1枚のリーダーアルバム。
前作「You & The Night & The Music」程の希少性はないが、内容は双璧を成す。
トリオは相変わらず素晴らしいが、ホーンが加わったクインテットも聴き応え十分。
タイトルにもなっている「My Favourite Things」のスピードと重厚さを伴ったサウンドは至高。
こちらは再発やCD化されているのかは不明だが、もしまだのようなら早急に願いたいものだ。
埋もれさせておくには勿体ない名盤。

2016/06/03(金) 23:08:07 piano A-G トラックバック:0 コメント:2

Judy Bailey

Judy Bailey
Judy BaileyJudy Bailey

You & The Night & The Music
CBS/BP 233126/Australia/1962


Judy Bailey(p) Lyn Christie(b) John Sangster(dr)

Side1
You And The Night And The Music
In The Still Of The Night
Night Dreams
Deep Night
It's A Grand Night For Singing

Side2
The Night Has A Thousand Eyes
Night And Day
Night In Tunisia
Round Midnight

先日ようやく600枚目のアルバム紹介の運びとなった。
これまでアメリカを始めとした様々な国でリリースされたレコードを取り上げて来た。
しかし、特に意図したわけではないのに、これまで1枚も取り上げて来なかった国のレコードがある。
それがオーストラリアだ。
ただ、オーストラリア人のリーダー作に限って言えば過去に数枚取り上げた事はある。
Bruce Clarkeの『Jazz Down Under』やJack Brokenshas『Jack Brokensha And His Concert Jazz Quartet』や『And Then I Said』がそうだが、それらは何れもアメリカ盤だった。
今回取り上げるのは、あくまでもオーストラリア人がリーダーのオーストラリア盤の紹介。
従ってアメリカBETHLEHEMレーベルの「AJQ」ことAustralian Jazz Quartetのアルバムの紹介はない。
そういうわけでここから暫くオーストラリア盤を紹介していこうと思う。

手始めにこの定番(?)から。
オリジナル盤の最近の入手難易度については不明だが、近年の再発のおかげで、誰でも気軽に聴く事が出来るようになったことは実に嬉しい。
幻の名盤扱いだったものが再発され、多くの人に耳に触れる機会が増える事により、化けの皮(?)が剥がれ凡庸盤或は駄盤扱いされる事は珍しくない。
しかし、本作に関しては「幻」では無くなったのかもしれないが、「名盤」の称号に関しては揺るぎないのではないだろうか。
「夜」に因んだ楽曲。エバンスライクな演奏。ジャケットから漂う色香。
非の打ち所がないとまでは言えないが、良質なピアノトリオだ。

2016/06/01(水) 23:00:35 piano A-G トラックバック:0 コメント:2
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