A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Bill Jennings

Bill Jennings
Bill JenningsBill Jennings

Billy In The Lion's Den
KING/395-527/USA/1954


Bill Jennings(g) Leo Parker(brs) Andrew Johnson(p)
Joe Williams(b) George DeHart(dr)


Side1
Picadilly Circus
May I
BIlly In The Lion's Den
Sweet And Lovely
There Will Never Be Another You
Stuffy

Side2
Just You Just Me
Down To Earth
What'll I Do
Fine And Dandy
Get Hot
Solitude

数年に一度訪れる地域の大イベントに私生活の殆どを捧げ、それが終焉した頃には既に年末に差し掛かり、またもや忙殺されるという悪循環に陥っていた為、すっかり音楽鑑賞から遠ざかってしまっていた。
大晦日まで来て漸く余裕が出来たため、長らく放置してしまったここも辛うじて年内の更新の運びとなり、同時に本年最後の更新にもなってしまった。
そういう訳でBill Jenningsの続きを。
本作は10インチ『Jazz Interlude』に数曲加わった徳用(?)12インチ盤にあたる。
バリトン奏者Leo Parkerとの双頭コンボともとれるアルバムで、また若くして亡くなったParkerの初期の貴重な演奏に触れられる作品でもある。
そのParkerは1925年ワシントン生まれ、同名のCharlie Parkerから影響を受け、44年Billy Eckstine楽団に入団してから活躍を始める。ただ元々病気がちだったため50年代は療養を取る機会も多く、目立った活動、録音は少ない。
だが、60年代初頭から本格復帰を遂げるべく61年BLUE NOTEに『Let Me Tell You 'bout It』を発表した矢先の62年、心臓まひにより36歳の若さで急死してしまった。正に不遇のジャズメン。
泥臭く熱くブロウするParkerに本来比較的端正な音色を奏でるJennigsも、ここではこってりとしたスタイルで先輩らしく寄り添い合わせ上手く乗せているているようだ。
ジャケットの二人の姿が演奏内容を物語っている。
二人の相性の良さが光る良盤。

今年は(も)思うような更新が出来ないまま最後を迎えてしまった。来年はもう少し充実したものにしたいものだが…どうだろうか。
と言うわけで来年も相変わらず細々と不遇のジャズメン、レコードに光を当てていきます。
それでは皆さん良いお年をお迎えください。

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2016/12/31(土) 06:00:00 guitar トラックバック:0 コメント:0