A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Nuntio Rotondo

Nuntio Rotondo
Nuntio RotondoNuntio Rotondo

The Artistry Of Nuntio Rotondo
MUSIC/LPM2076/Italy/1959


Nunzio Rotondo(tp) Gino Marinacci(fl, brs) Enzo Scoppa(ts)
Leo Cancellieri,Raymond Fol(p) Berto Pisano,Bibi Rovere(b) Gil Cuppini(dr)


Side1
Whispering
Bag's Groove
Scrapple From The Apple

Side2
De Concilio
Noi E Loro
Garineipaulus
Epiphone

繰り言になるがRotondoは長いキャリアを積んでいるのにも拘らず、リーダー作は乏しい。
先述の『ITALIAN JAZZ OF THE ROARING 50s』や未発表集の『Sound of silence』などあるにはあるが、「正式な」リーダー作となると本盤が唯一となるのではないだろうか。
入手するまでは本当に憧れたアルバムだった。現物を見掛けないつちのこのような存在だった。
手にした頃はヨーロッパ盤最盛期で当然大枚を叩いた。
しかし、残念なことに入手の労苦の補正も手伝って私的大名盤に昇華するはずだったのにしっくりこない。
はっきりとした印象を伴わないまま最終曲まで辿り着いてしまった。
悪くはないがひと押しに欠けるといったところか。
入手に弄した時間やお金を費やせば費やしたほど、心理的には良いものと思い込みたいプラシーボ効果のようなものが、自分の場合殆ど存在しない。
何十万しようが合わないものは合わないし、千円でも名盤と思えるものは多くある。
以前大仰な煽り文句を伴って復刻された割に、一般リスナーのレビューは殆ど見掛けないのも期待値が大きすぎたためだろうか。
憧れは憧れのままである事が幸せな時がある。

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2017/04/13(木) 22:20:43 trumpet トラックバック:0 コメント:2
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コメント

こんにちは、私はこれは跨ぎました、お値段と内容がちょっと自分には合わなかったのと、針飛びが発生する個体が多いという話でしたので(ちょっと傷ありが破格の6.5万で入手できるチャンスもありましたが)、、、

入手に弄した時間やお金を費やせば費やしたほど、心理的には良いものと思い込みたい→同感ですが、最近、悟ってしまい合わないものは合わない、ということで随分処分してしまいました、でも全く後悔していない自分にちょっと驚いてます。
  1. 2017/04/15(土) 17:44:10 |
  2. URL |
  3. tempo #FF3H9HIM
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

tempoさん、こんにちは。


>針飛びが発生する個体が多いという話でしたので

確かに当方の所有するものも軽針圧では冒頭部分で針飛びをします。
またその近辺でレバーがぶれているのが分かります。
ただその部分以外は問題なく美再生で、入手当時は次にいつお目にかかれるかわからないという恐れがあった為、気にせず購入しました。
私も何れはコレクションを整理する方向に向かうのかもしれませんが、まだ一度は本物を手にし、耳で確かめたいという願望の方が強くそこまで至ってはいません。
とはいえ、私も欲しいものはあと50枚程度です。その50枚には一生巡り合えないものばかりかもしれませんが、気長に楽しんでいきたいです。



  1. 2017/04/16(日) 16:40:03 |
  2. URL |
  3. 迦陵頻伽 #-
  4. [ 編集]

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