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A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Jimmy Jones

Jimmy Jones
Jimmy JonesJimmy Jones

Jimmy Jones Trio
SWING/M.33.336/France/1954


Jimmy Jones(p) Joe Banjamin(b) Roy Haynes(dr)


Side1
Easy To Love
ittle Girl Blue
Lush Life

Side2
Squeeze Me
My Funny Valentine
Good Heartache

ピアニストに於ける名盤の陰の立役者としてTommy Flanaganの名が挙げられるが、このJimmy Jonesもその称号に相応しい人だ。
歌伴奏者として認知度が高く、本作もSarah Vaughanのヨーロッパツアーに同行した54年にパリで録音されたもの。
その歌伴奏者としての実力を如何なく発揮したのがEmarcyレーベル『Helen Merrill with Clifford Brown』や『Sarah Vaughan with Clifford Brown』を代表にその他数多く聴かれる。
またサイドメンとしての活躍も枚挙に暇がなく、錚々たるジャズメンの名脇役を務めた。
先日紹介したHarold Ashby『Born To Swing』もやはりこの人だった。
Tommy Flanaganは初期こそリーダー作は少ないが、中期以降は打って変わって多作家に転じたのに対し、Jimmy Jonesは生涯を通じてこの1枚のみ。黒子に徹したキャリアとも言える。
だから余計にマニア心をくすぐり、愛着が沸く。
ここでも何の気負いもなく、自然体だ。いつまでも繰り返し聴いていたい気分にさせてくれる。
所有盤の中でこのアルバムほど、形態を変えながら購入し続けたアルバムは後にも先にもない。
最初は東宝レコードのWade Leggeとのカップリング盤、そしてBMGビクター12インチ次はBMGビクター10インチ、最後にオリジナル。
この過程を踏まえただけでも殊更思い入れが強くなる。
これより優れたピアノトリオのアルバムは数多存在するだろう。
しかし、それらを差し置いて永遠の大愛聴盤になっている。

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2018/03/22(木) 02:08:33 piano H-N トラックバック:0 コメント:0
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