A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~

1950-60年代を中心に、名盤の陰に埋もれてしまった不遇のレコードを「陽のあたる場所」へ。

Lee Evans

Lee Evans
Lee EvansLee Evans

The Lee Evans Trio
CAPITOL/T1847/USA/1963


Lee Evans(p) Joe Dumas(b) Bill Smth(dr)

Side1
It's Alright With Me
I'm Old Fashioned
Taunting Scene
Teacher's Blues
My Funny Valentine
Without You I'm Nothing

Side2
he Sweetest Sounds
Funky Night
West Side Story Medley

ジャズピアニストに於けるEvansと言えば「Bill」が相場だが、もう一人のEvansがこのLee Evansだろう。
ニューヨーク州出身で、ジャズやクラシックのプレイヤーとしての顔の他に作曲家、編曲家、教則本の執筆や音楽教授と幅広い活動をしている。
従ってこのアルバムも彼の長く多才な活動の記録の一部にしか過ぎない。
同レーベルに後2作品が残されているが、所有しているのはトリオの本作のみ。
ジャズに求められるようなアクのようなものは皆無だが、巧みな指さばきと堅実なプレイはその肩書きに伴った、いかにも「らしい」演奏で、学ぶ人達にとってお手本になるものだろう。

2018/06/10(日) 18:25:01 piano A-G トラックバック:0 コメント:0

Louis Van Dyke

Louis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke

Pavane
CBS/S7-63811/Holland/1969


Louis Van Dyke(p) Jacques Schols(b) John Engels(dr)

Side1
Pavane
Catherine's Theme
The Windmills Of My Mind
By The Time I Get To Phoenix

Side2
The Fool On The Hill
Sweet Georgie Fame
I Will Wait For You
Django
What The World Needs Now Is Love

前作『When A Man Loves A Woman』が売れたのだろうか、あれを皮切りに次々と似たような作品を世に送り出す。
これもその一環でリリース当時の頃に聴いていればまた違った感想を抱くのだろうが、今の耳には些か食傷気味だ。
最初は斬新で興味も沸くが、乱発されると辟易する。
それは昨今乱発されるポップスに於けるカバーに対する感想に近いものがある。
もちろん優れたカバーもある一方でただのカラオケにしか思えないものや、オリジナルだけあればで充分と思わせる作品も少なくない。
もちろんVan Dykeの水準はそんなところにない事は承知している。
ただ、それが繰り返されたら「またか」という思いが強くなる。
同時にVan Dykeのアルバム蒐集もここで終わってしまった。
他の人が書いたレビューに目を通すと、これ以降のアルバムにもお勧め盤がいくつかあるようだが、残念ながらそこには到るだけの気概を未だ持ち合わせていない。

2018/06/04(月) 06:00:00 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0

Louis Van Dyke

Louis Van Dyke
Louis Van DykeLouis Van Dyke

When A Man Loves A Woman
Artone/XDJ S-5006/Holland/1968


Louis Van Dyke(p) Jacques Schols(b) John Engels(dr)

Side1
When A Man Loves A Woman
With A Little Help From My Friends
She's Leaving Home
Mercy, Mercy, Mercy
My Funny Valentine

Side2
A Whiter Shade Of Pale
Wiilow Weep For Me
Once Upon A Summertime
'Round Midnight の
Waltz For Debby

Louis Van Dykeは先に述べたが多様なスタイルとアプローチをもってアルバムを量産したため、何を代表作と捉えるかは判断が分かれるところだろう。
その中で本作はガイド本の類を中心に代表作として扱われていた記憶がある。
自身も初めて手にしたVan Dykeのアルバムがこれだった。
表題にもなっている「男が女を愛する時」や「青い影」、ビートルズナンバー「With A Little Help From My Friends」のジャズアレンジやお馴染のジャズスタンダードがこれでもかと並んだ実に耳当たりの良い演奏集で受ける内容だと思う。
これで一貫していれば、まあそういう主義のピアニストだな、という事で結論に達してしまうのだが、それ以前の作品を知ってしまうとやはり物足りなさが残る。
19歳で鮮烈デビューした時のエネルギッシュでアグレッシブな彼を自然と求めてしまう。

2018/06/02(土) 23:08:22 piano V-Z トラックバック:0 コメント:0
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